ボーイさんの説明も終わり、水と氷が運ばれてきたら、いよいよキャバ嬢との対面です。

キャバクラでは、1人のお客さんに対して1人のキャバ嬢が接客するのが普通になりますので、こちらで来店した人数と同じ人数のキャバ嬢が席に着きます。

たいていの場合には、ボーイさんが客の席までキャバ嬢を連れて行き、

『ご紹介します○○さん(キャバ嬢の名前)です。よろしくお願いします。』

とキャバ嬢をお客さんに紹介し、キャバ嬢本人も○○です。初めまして~なんて話しかけながら座ることになります。
ようやくキャバ嬢と対面し、キャバクラ遊びがスタートするわけですが、まず最初の“イベント”は乾杯です。

『何飲まれますか?』

『水割りで良いですか?』

などと飲み物を何にするか聞いてきますので、ま、好きなものを飲んでください。

もう何が無料で何が有料かもわかっているはずですので、ハウスボトルを水割りで飲むなり、有料かもしれない生ビールを頼むなりお好きなように。
お客全員分の飲み物がそろうと、適当に乾杯です。

水割りを作っている間も適当に話しかけてきますから、できるだけ答えてあげてください。

シーンとした空間にただグラスをかき混ぜる音だけが聞こえるなんて、その場が盛り上がらない未来を暗示しているようで縁起でもないですから。

キャバ嬢はグラスを合わせない店と、キャバ嬢もグラスに水を入れて一緒に乾杯する場合もあります。ま、どちらでも良いでしょう。

乾杯が終われば後はしばらく何の“イベント”もないですから自由に会話を楽しみましょう。