ぼったくり対処法をご紹介
初心者にとって怖いもののひとつが『ぼったくり』だ。
都内では2000年に施行された、いわゆる『ぼったくり防止条例』のおかげで、悪質な店は減少傾向にある。

しかし、存在することは間違いないので、今回はその対策をご紹介しよう。


現金は使う分だけ、クレジットカードは持っていかない
もし、運悪くぼったくり店に遭遇してしまっても「ない袖は振れない」。
そこで、クレジットカードは持たず、現金も予算分と、もしものための1万円ぐらいしか持って行かないようにしよう。
昔は「じゃあ、消費者金融へ」と言われる悪質なケースもあったが、今はさすがにそれはない。
だから、被害は持ち合わせのみに留めることができるはずだ。

領収書をもらい、店の住所をしっかり確認する
ぼったくりに合った場合、支払わずに店を出るのはほぼ不可能だ。
だが、泣き寝入りをしてはいけない。
まず、支払う際には必ず「領収書」をもらおう。
ぼったくりの証拠にもなるし、領収書には店名や住所などが記載されているから、後で店を特定するのに役立つ。
また、店を出たらビル名、住所などをしっかり確認しよう。
なぜなら、ぼったくり店の中には一回カモった後は数日から数週間、営業しない場合があるからだ。
看板を外されたら最後、あやふやな記憶を元に店を特定することは、ほぼ不可能だ。
結局は泣き寝入りなんてことになりかねない。
もっとも、無事に悪徳店が摘発されたとしても、支払ったお金はほぼ100%返ってこない。
そこで、以下では被害に合わないための方法をご紹介しよう。

客引きについていかない
店の前での客引きならともかく、その場からかなり歩かされるようなら要注意。
なぜなら、店の場所をわかりにくくするために、客を連れ回している可能性があるからだ。
筆者の仲間のライターの中には「優良店なら予約でいっぱいだから、客引きする必要はない。つまり、客引きしないと客が来ないような店はロクなものじゃない」と言い切る者までいる。 
筆者はそこまでとは思わないが、やはり客引きの口車には乗らない方が無難だろう。

情報誌やネットで下調べをする
繰り返しになるが、店に行く前には必ず下調べをしよう。
筆者の経験から言うとサイトがしっかりしている店は、現実の店舗もしっかりしていることが多い。
また、情報誌や当サイトをふくむ紹介サイトに掲載されている店なら、とりあえず安心だと考えて問題ない。
その理由としては、まず出版社や運営会社が責任を持ってくれていること。
次に店側にしても住所や電話番号がしっかり記載されているので、悪いことがしにくいことが上げられる。
特にWEBは無料なのだから、これを利用しない手はないだろう。ぜひ、活用して欲しい!