キャバクラでは、特定の女の子だけが自分の席に付く『指名』という制度があります。
しかしながら、初めて来たお店ではほとんどの場合指名ではなく、『フリー』(指名無しという意味)で入店しているはずです。
フリーの場合には、20分程度で自分の席に着く女の子が入れ替わり、ローテーションしていきます。
1セットだと、2-3人のキャバ嬢さんが入れ替わるということですね。
キャバ嬢さんが入れ替わる時には、お店のボーイさんがキャバ嬢さんへ声を掛けて入れ替わりになりますので、あなたは特に何もする必要はありません。
黙っていれば、勝手に入れ替わってくれますし、こちらから『そろそろ入れ替えて!』や『まだ替えないで!』ということは伝えなくてOKです。
もし、あなたの席に着いたキャバ嬢さんを気に入って、他のキャバ嬢さんと入れ替わりではなく、このコとずっと話していたい!と思った場合には、『場内指名』という制度があります。
通常の指名は、来店時に指名を入れるので『本指名』と呼びますが、店内で入れる指名は、『場内指名』と呼びます。
この場内指名をしてしまえば、もうキャバ嬢さんが入れ替わることなく、時間終了までずっとその子があなたの席に着くことになります。
そのキャバ嬢さんが他のお客さんからも指名をもらった場合には、半分の時間をあなたの席に、もう半分の時間を他の指名のお客さんの席に着きます。
なので、人気のキャバ嬢さんでは、3人で指名がかぶったら1/3ずつ、6人で指名がかぶったら1/6ずつ時間を分け合うということです。
指名が被って、自分の席からいなくなったときには、フリーのときと同じ用に、別の子が相手をしてくれます。この、指名嬢が着くまでの間席に付いてくれる子のことを、『ヘルプ』と呼びます。
中には、入れ替わりのときに『呼ばれちゃったー。まだ話したいからまだココに居て良い?』などと言って来る嬢も居るかもしれません。
うっかり、『良いよー』なんて答えると、=場内指名=有料です。
あなたが気に入って場内指名を入れるのであれば何の問題もありませんが、キャバ嬢の言葉のマジックには気をつけましょう。