皆さん、こんにちは。ライター・編集者の池田園子です。本連載「アラサー男子の恋愛予備校」では、どちらかと言うと恋愛が苦手な若手男子の皆さんに、出会いやアプローチ、デートの誘いのほか、大事な人と関係を継続していくためのアイデアなどを、幅広くご紹介します。とはいえ、恋愛に教科書やルールはありません。ご自身の状態・状況にあわせて、適宜カスタマイズしてお使いください。

●働く女性は忙しい…端的なLINEを意識して!
第3回目のテーマは「LINEでのやりとり」。よく寄せられるのは「飲み会で出会った女性からLINEの返事がもらえない」「気になる相手とのやりとりで、既読になっても無反応のまま」「ブロックされてしまった」など。皆さんにもこんな経験はありませんか?

最近ある女友達が、合コンで出会った男性とのLINEのやりとりを見せてくれました。(女性の間ではLINEを見せ合いっこすることもあるのです……男性の皆さん、ごめんなさい)。そこにあった男性からのLINEは衝撃的なものでした。

1、「xxちゃんの好きな季節は?」
2、「誕生日だったんだね〜。xx歳の豊富は?」

まず1つめは、何の脈略もなく、突然の質問でした。思わず「んっ?」と固まってしまいそうです。女友達は「何が聞きたいのかな(笑)」と苦笑していました。仮に「好きな季節は夏だよ」と返事が来たとして、そこから「じゃあxxちゃんは海も好きだったりする?」→「一緒に海水浴に行かない?」とつなげたかったのかも知れません。

でも、働く女性というのは、ハッキリ言って忙しいです。仕事はもちろん、習い事や資格の勉強、趣味などに励んでいる女性は少なくありません。どうでもいいLINEをやりとりする暇なんてないのです。回りくどいことを計画するよりも、単刀直入に「今度一緒に海水浴に行かない?」と尋ねたほうが好まれます。

何かしら意図があったとしても、受け取った側が戸惑ってしまうような、返しづらい質問はしないほうが賢いでしょう。逆に「ごはん行かない?」など、意味を持った質問、次にサッとつながりやすい質問は歓迎されます。

2つめは、見ておわかりの通り「抱負」を「豊富」と書いている誤字です。ミスとはいえ、度々誤字が見られると「バカなのかな?」と思われる危険性大。送信ボタンを押す前に見直しをしてください。ここで20〜30代の男性に、LINEでのやりとりで意識していることについて聞いてみました。

●「読みやすさ」は大事!
「長文を送らないように気をつけています。1〜2行+スタンプで読みやすさを意識」(29歳/出版)

「返事はなる早で送っています。仕事以外の時間に限りますが……」(28歳/IT)

「相手がいいリアクションをしてくれそうな、面白い画像や写真を送ることもあります」(26歳/アパレル)

皆さん、LINEを使う際に、それぞれ工夫している様子。メールより主流になったLINEですが、根本的にはメールの心構えと同じです。「受け取ったときに気分がアガるかどうか」を意識して、LINEを使いたいものですね。