見た目はパッとしないのに、やたらと異性からのウケがいい女の子がたまにいる。

この頃よくニュースに出ていた木嶋佳苗被告を知っているだろうか。結婚詐欺殺人事件容疑者。彼女の一件には驚いた。

19歳~26歳までの間に20人近くの男性と愛人契約を結び、月収はおよそ150万。しかも性的関係は一切なし。

このニュースを見ていた方ならご存知だと思うが、彼女の容姿は決して美しくない。かといって可愛くもない。どちらかというと冴えない女性だ。男を手玉に取れるような容姿ではない。

ではなぜそんな彼女が愛人契約を結べたのか。

聞くところによると、彼女は料理が得意で、甲斐甲斐しく食事の世話や仕事の手伝いをしていたとか。
男達は彼女の容姿だからこそ、安心して付き合うことができたという話もある。

このことから、女の子は見た目が全てじゃないことはお分かり頂けただろう。

さて、キャバ嬢として働きはじめてある程度が経つと、女の子同士のギスギスしたモノが見え始めてくる。そこで優位に立てるか立てないかが、今後のキャバ嬢ライフにかかってくるのは間違いない。

その勝負を決めることができるのが売上だ。

売上をライバルよりも多く出すために、キャバ嬢はありとあらゆるテクニックを駆使する。
しかし学生キャバ嬢は、日中、キャバ嬢達がお客さんと出かけてポイントを稼いでいる間も、本業である学生業に努めなければいけない。

この売上合戦に、学生キャバ嬢はいささか不利だ。

それ以上に不利な点は、学生キャバ嬢は実戦不足であること。
お客さんの言葉にのらりくらりとかわす術をまだきちんと身につけていないので、危ない橋も気づかずに渡ろうとする。

彼女らが戦うには武器が少ない気もする。
しかし、自分の持つ武器の少なさに気づいていないのか、無理して戦う嬢も少なくはない。

元々フェアな勝負ではないのだから、自分にできない営業を無理に行う必要はない。
営業をしなくても貴女を指名でやってくるお客さんはきっといる。

それでも、是非勝利をあげたい!と考えているならば、最初にお話しした木嶋佳苗被告を少し見習ってみるといい。

相手のニーズを考えて、自分がどの層にウケるのかを追究してみてはどうだろうか。

ちなみに、この合戦に意味はない。
なぜなら、お店の売り上げに貢献することを目的としているのではないからだ。
女の子同士の戦いは、いつだって自分のプライドが第一なのである。

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追伸
ここでの学生キャバ嬢の定義を、18歳から現在進行形で学校に通っている嬢とする