皆さん、こんにちは。ライター・編集者の池田園子です。本連載「アラサー男子の恋愛予備校」では、どちらかと言うと恋愛が苦手な若手男子の皆さんに、出会いやアプローチ、デートの誘いのほか、大事な人と関係を継続していくためのアイデアなどを、幅広くご紹介します。とはいえ、恋愛に教科書やルールはありません。ご自身の状態・状況にあわせて、適宜カスタマイズしてお使いください。
●ケチらなければ「次」につながったのに
第5回目のテーマは「合コンでケチること」。よく寄せられるのは「100%奢りだと女の子が悪いと思うのでは?」「どうして微妙な合コンで奢らないといけないの?」といった声。皆さんにもこんな経験はありませんか?
ケチな男子は後から話のネタにされがちです。先日、女友達からこんな話を聞きました。3対3で合コンをしたところ、女性陣のほうが男性陣より5~10歳ほど年下でした。しかし、かなりの年齢差があるにも関わらず、その日は「1人3000円ずつ」徴集されたというのです。
その場にいた女性陣は22~23歳。新卒で会社に入ったばかりで、初任給が出たか出ていないかの時期です。一方、男性陣は28歳がひとり、残り2人は30代前半だったとか。これはひどいというか、残念すぎる……。
さらにその合コンは、金銭的な側面を抜きにしても「つまらなかった」「面白くなかった」と女友達は話します。これに「男性陣がケチだった」要素が加わると、より一層微妙な合コン度が高まっていきます。近い将来「あの合コンは史上最悪だったよね」と語られる可能性がなきにしもあらず、です。
・デートに誘われても会うつもりはない
・別の合コンをしようと言われても無理
これは女性陣3人が合コン後の反省会で出した結論です。もしあのときご馳走していれば、またはかなり多めに払っていれば、結論はまったく異なるものだったはず。男性陣への見方も違うものになっていたことでしょう。
合コンはお金と時間という「コスト」をかけて参加するものです。せっかく一定のコストをかけているのですから、何かしら「持って帰れるモノ・コト」(※「お持ち帰り」ではありません)を手に入れるのが理想。
たとえば「女性陣に好印象を与えた(後にデートや別の合コンにつながる可能性につながります)」でも「女性陣の連絡先(スムーズに誘えます)」でも構いません。もったいないからとケチるのではなく、あくまでも「投資」と考えてお金を使うと、自分の身に返ってくるものは必ずあるのです。ここで20?30代の男性に、合コンで意識しているお金の使い方について聞いてみました。
●合コンでは気前よく!
「女の子からは1000円もらうようにしています。社会人になると『全額払ってもらうのはちょっと』という子が多いので」(28歳/IT)
「全額出します。僕らのほうが稼いでいるだろう、というのもあるので……。それに好印象につながればラッキーだなと」(32歳/コンサル)
「金払いがよければ、連絡先もゲットしやすいと感じています(笑)」(31歳/出版)
ケチらないでいるとラッキーなこともやってくる、と覚えておきたいものですね。可能性を広げるためにも、合コンでは適度に気前のいいオトコを演じましょう!