皆さん、こんにちは。ライター・編集者の池田園子です。本連載「アラサー男子の恋愛予備校」では、どちらかと言うと恋愛が苦手な若手男子の皆さんに、出会いやアプローチ、デートの誘いのほか、大事な人と関係を継続していくためのアイデアなどを、幅広くご紹介します。とはいえ、恋愛に教科書やルールはありません。ご自身の状態・状況にあわせて、適宜カスタマイズしてお使いください。

●相手のプロフィールに関心を持とう

第9回目のテーマは「ネット恋愛・婚活のルールその1」として「初回メッセージの送り方」を取り上げます。近年一般に浸透し始めたネット恋愛・婚活。経験者の女性からよく寄せられるのは「はじめましてのメッセージが一斉メールに見える」「自分のプロフィールに全然目を通さずに送られてきている」といった声。皆さんにもこんな経験はありませんか？

多くのネット恋愛・婚活サイトでは、男性よりも女性の登録者が圧倒的に少なく、女性側が選び放題の状態。そのため女性には男性からのメッセージが集中し、返信をもらえない男性も多数存在することに……。しかし、返信が来ない・選ばれないのには必ず理由があります。たとえ膨大なメッセージが来ても、その中で「返信したくなるメッセージ」として目立てばいいわけですから。

返信がもらえないメッセージの例はこちら。

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はじめまして、こんにちは♪

いきなりメールしてしまい、すみません(>_<)

●●さんのプロフィールを見て、非常に気になったので、メールしました(^^)

軽く自己紹介します。都内のメーカーで働いている●●といいます。30歳です。

趣味はジムで身体を動かしたり、買い物行ったり、美味しい物を食べに行くことです(^^)

もしよかったら、メールから色々話しませんか？

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ダメなポイントはいくつかありますが、一番よくないのは「プロフィールを見て、非常に気になった」といった“雑”な書き方をしていること。相手のプロフィールのどこがどう気になったのかーーここは丁寧に書くべきです。「●●さん」の部分だけ変えると、誰にでも当てはまる内容に見えてしまい、残念な印象を与えてしまいます。女性からも「これはコピペメッセージだな」と簡単に見抜かれてしまうはず。

また、女性に関する話よりも、自身の話のほうがボリュームが大きいのも問題。本当に相手に対して興味関心を持っているなら、相手のプロフィールに書かれてある内容にもっと深く触れつつ、「自分も●●やっています」「自分も最近映画で『●●』観ました」などと絡めるのが理想的。

ここで20〜30代の男性に、初回メッセージを送るときのマイルールについて聞いてみました。

●相手の趣味に言及するのがコツ

「相手の趣味に関して必ず一言以上コメントを入れて、話が弾むように持っていきます」（35歳／建設）

「たとえば相手が『ヨガに通ってます』と書いていたら、『健康的ですね。僕もヨガしてたんですが、最近はご無沙汰気味になっています（笑）』と書いたり。もちろん事実ですよ」（30歳／メーカー）

「長すぎず、短すぎないメッセージにします。必ず1つ質問を入れますね」（29歳／化学）

「あなたのプロフィールをきちんと見ていますよ」ということが伝わるだけで、返信が来る確率はぐっと上がります。大量のメッセージの中で、頭ひとつ抜けたメッセージを送ることを心がけましょう！