こんにちは、三枝めぐみです。
前々回、前回はお店の選び方についてお伝えしました。どうですか、いいお店は見つかりましたか?
いいお店が見つかった人コはラッキーです。ぜひぜひ頑張って高収入をゲットしてくださいね。そうでないコは、焦らず探して行きましょう。あなたに合う店はきっと見つかりますよ。

さて、今回からはキャバデビューの前に準備しておきたいことを中心にお届けしたいと思います。第一弾はメイクについてです。


形から入るのに最適なのがメイクなんです!
キャバ嬢になるにあたって、いろいろ必要な物が出てきます。ドレスやスーツ、パンプスにサンダル、さらにアクセサリーや小物などなど、結構初期投資が必要なお仕事なんですよね。
でも、予算オーバーで一度にたくさんは無理!っていうコの方が大半って気がします。そんな中でも、メイクは手持ちの物を組み合わせれば、結構バリエーション豊富になります。
どの職場でもそうだったんですが、売れている女の子が最初にしたことは、先輩のメイクを真似することでした。売れている女の子のメイクを真似することは、お客さん受けするキャバ嬢になるための第一歩なんです。だから、ぜひ頑張ってトライしてくださいね。
え?メイクってあんまりしたことないからわからない? そういうコのために、必要最小限のアイテムも後半でご紹介します。

キャバ嬢のメイクが崩れる理由は涙!?
実際のお仕事で必要なポイントメイクは、小悪魔a○○haのようなキャバ嬢雑誌を参考にしたり、お店の先輩やお店専属のメイクさんに聞くのが手っ取り早いです。特に、メイクさんがいる場合、一人ひとりその人の骨格に合わせた的確なアドバイスをして貰えるメリットが。ぜひ生かしてくださいね。
でも、せっかく貰ったアドバイスを無駄にしちゃうことがあるんです。それは、なんといっても化粧崩れ。開店前にはキレイにメイクをしていたのに、2時間くらい経つとなんか崩れてしまった。皆さんもこんな経験はあるのではないでしょうか。でもどうして化粧崩れをしてしまうのでしょう。それは、通常のメイク崩れの原因に加え、キャバクラ独特の環境にあります。
キャバ嬢メイクがドロドロに崩れる理由は大きく分けて3つ。
1つめは汗。2つめは皮脂。3つめは涙。
1つめと2つめは、外の環境でもよくあることですが、3つめはキャバ嬢がハマりやすい理由。といっても、泣いて涙を流すからということではありません。
お店の中をぐるっと見渡すと、あることに気が付きませんか?そう、キャバクラの店内はファブリック類が多く使われているんです。
カーペットやソファーだけでも、結構な面積ですよね。で、ファブリック類はホコリが立ちやすいという特徴があります。もともと、ホコリは皮脂と結びつきやすいので、顔全体のメイクを崩す大きな原因なのですが、これに、タバコの煙が合わさることで、目に入りやすくなり涙がうっすらとにじむ原因になります。
このうっすらとにじむ涙が、メイクを崩す張本人。知らず知らずのうちに手で目頭を抑えるしぐさをしていたら要注意。あっという間にパンダになってしまいます。
でも、涙は生理現象。どうにもならないので、ポイントメイクに入る前の一手間で、メイク崩れがしにくい肌にしていきましょう。

メイクは、スキンケアをした肌にヴェールをかける感覚で
スキンケアをきちんし、ベースメイクにちょっと手間をかければ、おうちを出たばかりのきれいなメイクがグッと長続きしますよ。
まず、洗顔はていねいに。たっぷりの泡で汚れを洗い流しましょう。最近はやりの、乳液や洗顔液を使ったいわゆる“洗わない洗顔”もいいのですが、濃いメイクを日常的にする人には少々不向き。ノーメイクや薄いメイクでで過ごしたお休みの日にするといいでしょう。
次に、優しく水気を抑えたあとに、すぐ化粧水でお肌を整えます。コットンを使うか手でするかは気分次第でどうぞ。そのあと、美容液、乳液と続きます。オールインワンジェルを使うコは、出来れば化粧水と併用するといいですね。量はどれもできるだけたっぷり。たっぷり塗って、余分なものは優しくティッシュオフしましょう。
そして、ここがポイントなのですが、すぐメイクに入らないでくださいね。5分から10分置いて、肌が落ち着いてからメイクに入るとそれだけでも崩れにくくなるんですよ。
たっぷりのうるおいを与えるだけでもブライトアップ効果がありますよ。
ベースメイクは、用途に応じた下地を重ねていくミルフィーユ塗りがオススメ。下地は伸ばすと透ける特徴がありますが、透ける色を重ねて乗せていくことで、肌本来の美しさを引き立たせる効果があります。コンシーラーを使う場合は、できるだけ指で周りとなじませてくださいね。
そうして、素肌をよりキレイに見せる下地を作ったらファンデーションを塗っていきますが、パウダリーを使うコは大きめのブラシで薄くのばしていくとキレイに仕上がります。
リキッド派のコは、リキッドと乳液を合わせるとより伸びがよくなり色の微調整もしやすくなりますよ。そして、リキッド派のお約束として、色のないパウダーで上から押さえるようにしましょう。
そして、ミネラルウォーターを一吹きして、ティッシュで押さえれば完璧な肌になりますよ。

アイカラーとリップをする前にやっておきたいこと。
ベースメイクの後はポイントメイクです。
まず、アイカラーはファンデーションの上に直接重ねちゃダメ。必ず、アイメイク用の下地パウダーを使いましょう。こうすることで、涙液によるメイク崩れが抑えられ、また色素沈着によるまぶたのくすみを予防することができるんです。後は、お好みのアイメイクを。
リップのやり方ですが、まずジャータイプのリップクリームを唇全体に塗り、5分ほどおいたら指でくるくるとなじませます。こうすることで唇がうるおいさらに古い角質が取れちゃうんです。
ティッシュを軽くかんでリップクリームをオフした後、色のないパウダーで押さえましょう。
ここで、リップカラーを塗る前にやっておきたいことがあります。それは、塗りたい色に合ったリップペンシルで全体を塗っていくこと。
こうすることで、グラスに口をつけてもリップカラーが取れにくくなり、化粧直しに行く時間が大幅に短縮されるんですよ。ぜひ取り入れたいテクニックですね。


これだけ揃えればOK!メイクグッズ。
それでは、メイクをあまりしたことのないコに厳選したアイテムを紹介していきましょう。
4色パレットのアイカラー(4色あれば色の系統はなんでも)、ピンクベージュのリップカラーとペンシル、リップグロス、ピンク系チークカラー、フィルムタイプマスカラ、アイブロウ、ペンシルアイライナー、ファンデーション、コントロールカラー、化粧水、乳液、クレンジング 、石鹸、ビューラー、フェイスブラシ、スポンジ。
一応これだけあるとわりとバリエーション豊富になります。つけまつげはテクニックがないと厳しいので、まずはメイクに慣れてから。

いかがでしたか?女の子にとってメイクは切っても切れないもの。ここで、技術を身に着けておくと年を重ねてもキレイな自分になれますよ。
次回は、服と靴の正しい選び方を話していこうかなと思います。