皆さん、こんにちは。ライター・編集者の池田園子です。本連載「アラサー男子の恋愛予備校」では、どちらかと言うと恋愛が苦手な若手男子の皆さんに、出会いやアプローチ、デートの誘いのほか、大事な人と関係を継続していくためのアイデアなどを、幅広くご紹介します。とはいえ、恋愛に教科書やルールはありません。ご自身の状態・状況にあわせて、適宜カスタマイズしてお使いください。

●女性からの「かわいい」は100%の褒め言葉
第11回目のテーマは「かわいさ×カッコよさで勝負!」。よく寄せられるのは「女性から『かわいい』扱いされて終わってしまう」「女性から『かわいい』と言われるけど、喜んでいいのかわからない」といった声。皆さんにもこんな経験はありませんか?

まず「かわいい」への認識を改めてください。女性が男性に言う「かわいい」は完全な褒め言葉。茶化したり、からかったりする意図はまったくありません。「母性をくすぐるような魅力がある」という意味で使う女性が多いです。

ちょっぴり少年っぽい仕草だったり、お酒を飲んだ後の眠そうな表情だったり……「かわいい」と感じさせるポイントはいくつもあります。先日筆者は、40代知人男性が「夏にクワガタを捕りに行く」話をしてくれた瞬間、思わず「かわいい(笑)」と発言したのを覚えています。

「かわいい」を連れてくるのは少年っぽい要素。カッコいい姿を見せないと……と気張ると、かわいさは表に出てきません。あまり気負うことなく、自然体のままでいると、ナチュラルなかわいさがにじみ出てくるはず。

一方、女性が男性を「カッコいい」と感じるのはどんなときでしょうか。一番はやっぱり、仕事に楽しく取り組んでいるとき。男性が仕事について活き活きと語る姿にキュンとする女性は少なくありません(少しであれば構いませんが、ダラダラと愚痴を語るのは論外です)。

自分の仕事に誇りと向上心を持って、前向きに取り組んでいるだけで、男性はカッコよく見えます。ついでに「頼りになりそう」「周りからも慕われていそう」とも思われ、好感度アップも!

「カッコいい」は仕事へ真摯に向き合う姿勢から感じてもらいましょう。ここで20〜30代の男性に「かわいさとかっこよさ」について聞いてみました。

●ギャップもウケる秘訣
「普段はシャキッとしているつもりですが、お酒を飲むと少し甘えてしまうらしいです(苦笑)。そこが『かわいい』と褒められます。ギャップも大事なのでしょう」(29歳/IT)

「年上の尊敬する男性と一緒に行動して、大人の男の所作を学んで活かすようにしています」(32歳/メーカー)

「昔は『かわいい』に抵抗がありましたが、今ではうれしく受け止められるようになりました。カッコいいよりもマイルドな感じで好きです」(27歳/アパレル)

かわいい×カッコいいでモテ男に! 今日から意識してみてはいかがでしょうか。