皆さん、こんにちは。ライター・編集者の池田園子です。本連載「アラサー男子の恋愛予備校」では、どちらかと言うと恋愛が苦手な若手男子の皆さんに、出会いやアプローチ、デートの誘いのほか、大事な人と関係を継続していくためのアイデアなどを、幅広くご紹介します。とはいえ、恋愛に教科書やルールはありません。ご自身の状態・状況にあわせて、適宜カスタマイズしてお使いください。

●未読スルーと既読スルーの意味は違う!
第13回目のテーマは「LINEの未読/既読スルー」。よく寄せられるのは「気になる人に送ったLINEが未読のままになっている」「既読になったのに返事がこない」といった声。皆さんにもこんな経験はありませんか?

LINEの普及以前に、一般的な連絡手段として使われていたメールでは、相手がメールを読んだか、まだ読んでいないかは、送り主からはわかりませんでした。そのため「返信が来ないのは、メールをまだ読んでくれていないせいかな……?」と楽観的に考えていた人も多いのでは。

しかしLINEの登場で「メッセージを読んだか、まだ読んでいないか」がわかる「既読」という概念が生まれました。既読は便利な機能です。しかし、メールの何倍も私たちを悶々とさせる材料にもなっています。

たとえば、よく悩み相談として挙がってくる「未読スルー」。メッセージが開封されないまま、放置されていることを指します。未読スルーをする人の心理を尋ねると「相手に興味がないから」「既読になると『どうして返してくれないの?』と思われるのがイヤだから」との声が目立ちました。つまり未読スルーは明らかに「脈なし」だということ! これは潔く諦めて「次へいく」ほうがよさそうです。

一方、同じ「スルー」でも「既読スルー」をする人の心理を聞いてみると「返信を忘れていたから」「寝落ちしていたから」「返信の必要がなさそうなやりとりだったから」などの声が寄せられました。未読スルーとは違って、既読スルーに特別な意図はない!?

かと思えば一部では「相手を若干翻弄しようと思ったから」「駆け引きをしてみたかったから」など、小悪魔な回答もありました。つまり既読スルーは脈ナシとは考えにくく、むしろ脈アリだと捉えていい場合もあります。安心してください!

未読/既読スルーを気にしすぎてしまうと、決していいことにはなりません。単純に相手に気がないとわかったら、次へ行くしかないのです。ここで20〜30代の男性に「LINEの未読/既読スルー問題」について聞いてみました。

●1日以上返事がなければ「諦める」派も
「自分もスルーしてしまうことはあるので、あまり気にしていません(笑)」(30歳/自動車関連)

「未読でも既読でも1日以上返事がなければ、俺好かれてないな……と諦めちゃいますね」(26歳/コンサル)

「未読が2日以上続くと、ちょっと傷つきます(笑)。ブロックされたのかなと思うかも」(29歳/IT)

とはいえ、意中の相手とのLINEであれば、未読/既読問題はどうしても気になってしまうもの。皆さんはいかがですか?