皆さん、こんにちは。ライター・編集者の池田園子です。本連載「アラサー男子の恋愛予備校」では、どちらかと言うと恋愛が苦手な若手男子の皆さんに、出会いやアプローチ、デートの誘いのほか、大事な人と関係を継続していくためのアイデアなどを、幅広くご紹介します。とはいえ、恋愛に教科書やルールはありません。ご自身の状態・状況にあわせて、適宜カスタマイズしてお使いください。

●ノンアルカクテルが使える!
第16回目のテーマは「お酒が飲めない人のサバイブ術」。よく寄せられるのは「飲めないと飲める女性に好かれなさそう」「極端にお酒が弱いことにコンプレックスがある」といった声。皆さんにもこんな経験はありませんか?

でも、お酒が苦手でもまったく問題ありません! 同じくお酒が飲めない女性であれば「じゃあ、烏龍茶で乾杯しよっか(太らないしうれしいな。しかも仲間意識が芽生えたかも)?」なんて喜ばれる可能性もあります。

一方、相手がお酒に強い女性であれば、一杯も飲まずに最初からソフトドリンクを選ぶと、少々ガッカリされることもあるでしょう。そんなときには「リアルなお酒っぽい名前のノンアルコールカクテル」を注文すればOKです。

筆者は過去にバーテンダーを取材した際、教えていただいたノンアルカクテルのうち、実際に下記をオーダーしたことがあります。

・モナン、ペリエ、氷、ライムまたはレモンで作る「モナンフレーバーソーダ」
・ペリエ、氷、アンゴスチュラ・ビターズで作る「アンゴステュラ ハイボール」
・オレンジジュース、レモンジュース、アンゴシュチュラビターズ、シュガーシロップで作る「フロリダ」
・グレープフルーツジュース、クランベリージュースで作る「ヴァージン・ブリーズ」

いずれも見た目・名称ともにお酒っぽいですが、「お洒落なジュース」のような感覚で飲めちゃいます。何種類か覚えておくと損はありません。普通の居酒屋でオーダーするのは難しいですが、バーやダイニングバーへ行ったときに、注文してみるとカッコいいかも♪

ちなみに日本ではまだ“波”は来ていないようですが、今や欧米のバーは“お酒を飲めない人”でも楽しめる業態へと変化し、ノンアルカクテルが置かれるお店が増えているのだそう。早く日本にもその流れが来てほしいものですね。

ここで20〜30代の男性に、自らのお酒経験を振り返ってもらいました。

●“飲めない”をプラスに転じさせるコツは?
「飲めないぶん、盛り上げ役や聞き役に徹します。そうすれば飲めないこともマイナスポイントにはならないなと感じています」(31歳/IT)

「別にお酒が飲めてもモテません(笑)。飲めないため、変に酔っぱらっていない男子のほうが、女性ウケがいいと感じることも……」(28歳/メーカー)

「アルコール感のあるノンアルコールカクテルを調べて頭に入れています。誰も『それお酒?』なんて言いませんね(笑)」(32歳/金属)

つまり、お酒が飲めないことを引け目に感じる必要はまったくないということ! 飲めなくても気にせずデートに臨みたいものですね。