皆さん、こんにちは。ライター・編集者の池田園子です。本連載「アラサー男子の恋愛予備校」では、どちらかと言うと恋愛が苦手な若手男子の皆さんに、出会いやアプローチ、デートの誘いのほか、大事な人と関係を継続していくためのアイデアなどを、幅広くご紹介します。とはいえ、恋愛に教科書やルールはありません。ご自身の状態・状況にあわせて、適宜カスタマイズしてお使いください。
●質問してばかりでもダメ
第19回目のテーマは「婚活パーティで成功する方法」。よく寄せられるのは「たくさんライバルがいる中、どうアピールして勝ち抜けばいいのかわからない」「競争率が高くて大変そう」といった声。皆さんにもこんな経験はありませんか?
読者の皆さんの中にも、婚活パーティに参加したことがある方はいるはず。一般的な婚活パーティは同数の男女集まり、対面で1〜3分程度話し、最終的に全員と会話を交わすスタイルが多いです。
プロフィールをまとめた紙をお互いに交換し、アピールポイントを売り込んだり、相手のプロフィールで気になるところを質問したり……とやることは多く、限られた時間を有効に使う必要があります。
ここで注意したいのは、自分ばかり話しすぎないこと。また、相手に考える隙を与えないほど、質問攻めにしないこと。一問一答方式の質疑応答ではなく、パーティの場ですから“会話”を楽しみましょう。「落ち着いた、余裕あふれる男性」に見せることが大事です。
続いてはフリータイムが設けられ、気になる女性と話すチャンスが与えられます。人気の女性には長蛇の列ができることも! でも、ここで「競争率が高いな」と怖気づくことなく、積極的に攻めにいきましょう。
女性側も一度に数十人の男性と会話を交わしているわけです。そのため、何か印象的な部分がないと、覚えてもらうこともできません。気になる女性の頭と心に残るような、“あなたらしさ”を出すことが求められます。女友達に自分の長所や特長について聞いてみると、アピールするときの参考になるかもしれません。
最後は見事カップルになった男女が発表されます。男女ともに紙に気になる異性の番号を書いて、マッチングするとカップルになり、連絡先交換やデートの約束ができるようになります。自分を適切に売り込み、気に入ってもらうことで、恋愛成就を目指したいですね。
ここで20〜30代の男性に、気になる女性と出会ったばかりのときに、どんな作戦で攻めるか聞いてみました。
●「また会いたい」と思わせるのがコツ
「相手に話させるようにします。極力自分の話はしません(笑)。別れたときに『そういえば●●君のこと全然知らないかも。今度は逆にたくさん話を聞きたい』と思わせる作戦です」(30歳/小売)
「面白い人だと思ってもらうこと。さり気ない話題やツッコミで笑わせるよう、頑張ってます」(28歳/IT)
「『あなたに興味があります』と言葉と態度で示すことでしょうか。それが伝わらないと相手も心を開いてくれませんし」(32歳/保険)
結局は「もう一度会いたい」と相手に思ってもらうことが大事! 自分の「攻め方」を改めて見直してみてはいかがですか。