皆さん、こんにちは。ライター・編集者の池田園子です。本連載「アラサー男子の恋愛予備校」では、どちらかと言うと恋愛が苦手な若手男子の皆さんに、出会いやアプローチ、デートの誘いのほか、大事な人と関係を継続していくためのアイデアなどを、幅広くご紹介します。とはいえ、恋愛に教科書やルールはありません。ご自身の状態・状況にあわせて、適宜カスタマイズしてお使いください。
●「ナルシスト」「気持ち悪い」と認定されるイタいふるまいって?
第20回目のテーマは「気をつけたい、SNSのイタい使い方」。よく寄せられるのは「SNSで女性からのウケが悪い」「恋愛にSNSを上手く活用できていない」といった声。皆さんにもこんな経験はありませんか?
SNSのやりとりを見ていて「イタいな」と感じるケースは多々あります。たとえば、同じ女性の投稿にすべて「いいね!」をしている男性。どう考えても怖いです。女性としては「ずっと監視されているのでは?」「私の全投稿をどうチェックしているの?」と、その行為を薄ら寒い気持ちで見ている可能性も……。
コメント欄にも「イタさ」を感じさせる特徴が表れます。プロフィール写真を変更した女性に対し「かわいい!」「キレイになったね」などとコメントするのは決して悪くはありません。一方で、ある女性の写真に対し、「食べちゃいたい」と書き込んでいる男性を見たことがあります。それはない……と感じました。
女性への「いいね!」やコメントなどの“絡み”だけではなく、自身の投稿に“問題”がある男性も少なくありません。たとえば、ジムで筋肉を鍛えている最中の写真を投稿する男性がいました。「トレーニングしている俺、カッコいいでしょ?」とアピールしたかったのかもしれませんが、体自慢をする男性は女性には不人気です。「ナルシストなの? 気持ち悪い」と思われておしまい!
写真に関連して、「プロフィール写真」にも気を遣う必要があります。まず、一番残念に思われるのは自撮り写真。自信満々な表情で写ったもの、決めポーズをとって写ったたものなどはとくに不評です。上と同様「自分のことが好きすぎるの?」と引かれてしまうだけ。
プロフィールに関連したものでは、自己紹介の文章もよく考えて書くべき。長文すぎても「自分語りが長そう」といった印象を与え、短すぎても「何をしている人なのか実態が不明」と思われる可能性があります。
ここで20〜30代の男性に、「イタいと感じた同性のSNS」について聞いてみました。
●SNSは公共の場だと考えて
「飲み会の写真を投稿した女性に対して、『俺も行きたかった〜!』『なんで声かけてくれないの?』と投稿する男を見たことがあります。こりゃモテないよなぁと思いました」(31歳/出版)
「なぜか『後ろ姿』をプロフィール写真にしている人。普通になんで? と疑問に感じましたし、顔が見えないと出会いにはつながらないでしょ、と思います」(29歳/PR)
「エロい記事ばかりをシェアしている男性。どうして女性に確実に引かれる投稿ばかりするんだろう……と気になりました。何がしたい?」(27歳/銀行)
SNSは一種の公共の場。それを考えると迂闊な行動はできないはずですが……。次週はこれらの事例を反面教師にして、「SNSのモテる使い方」をご紹介するのでお楽しみに!