皆さん、こんにちは。ライター・編集者の池田園子です。本連載「アラサー男子の恋愛予備校」では、どちらかと言うと恋愛が苦手な若手男子の皆さんに、出会いやアプローチ、デートの誘いのほか、大事な人と関係を継続していくためのアイデアなどを、幅広くご紹介します。とはいえ、恋愛に教科書やルールはありません。ご自身の状態・状況にあわせて、適宜カスタマイズしてお使いください。
●まずは情報収集から!
第23回目のテーマは「社内恋愛攻略法」。よく寄せられるのは「どうやってこっそり進めればいいのかわからない」「どうアプローチするといいか悩む」といった声。皆さんにもこんな経験はありませんか?
社内恋愛も普通の恋愛と同じく、まずは相手の情報収集から始めましょう。社内で彼女と関わりのある同僚や同期に、今恋人がいるのかいないのかリサーチを。そもそも相手に恋人がいて、とくに上手くいっている場合は、アプローチしても効果ナシですから。
人柄やキャラクター、好きなタイプ、恋愛傾向などもできる限りチェックできるといいですね。ある程度人力で調べるのと並行して、SNSを検索してみるのもひとつの手。情報を公開していれば、どんなところへ遊びに行き、何が好きで……など「傾向」を読み解けるはず。
事前にそういった「予習」を済ませた後は、会社全体の飲み会で近くの席に座ったり、同僚に小規模な飲み会を開いて彼女を誘ってもらったり、など話をする機会を作りましょう。遠くから見ているだけでは気づかれません。実際にコミュニケーションを図ることが欠かせないのです。
食事中に盛り上がってLINEのIDを交換したり、Facebookでつながったりすれば、あとは普通の恋愛と同じように進めていくだけ! ただし、最初のうちは数人での飲み会をメインにしておいて、ふたりのLINEの回数が増えたな……と感じたところで、ふたりきりの食事に誘うなど、ステップを踏むことも大事です。
彼女が「職場恋愛に抵抗がある」タイプであれば、なかなか積極的になれないでしょうし、勢いよく攻めても効果的ではありません。相手のタイプを見極めて、慎重に進める必要があるでしょう。
ここで20〜30代の男性に、「自身の社内恋愛アプローチ法」について聞いてみました。
●恋は社内合コン、飲み会から始まる
「違う部署に『かわいい子がいるな』と思っていました。そこで『社内合コン開いてよ』とその部署の同期にお願いして、場をセッティングしてもらい、出会ったのが今の嫁です。使えるツテは思いっきり使うべき!」(30歳/広告)
「違うシマにいてほとんど話す機会がなかった相手のことが気になっていました。あるとき社内の飲み会で席が近くになり、たくさん話せたので連絡先を聞き出し、平日夜の食事に誘えるまでに」(29歳/IT)
「同じプロジェクトに関わった隣の部署の女性と付き合っています。仕事ぶりがカッコいいなと思い、僕が好きになったのがきっかけです。最初はグループでランチに行くところからスタートしましたね」(28歳/メーカー)
特殊だと思われがちな社内恋愛ですが、一般の恋愛に近い面もあります。上記を参考にして、気になるあの人にアプローチを進めてみてはいかがでしょうか。