皆さん、こんにちは。ライター・編集者の池田園子です。本連載「アラサー男子の恋愛予備校」では、どちらかと言うと恋愛が苦手な若手男子の皆さんに、出会いやアプローチ、デートの誘いのほか、大事な人と関係を継続していくためのアイデアなどを、幅広くご紹介します。とはいえ、恋愛に教科書やルールはありません。ご自身の状態・状況にあわせて、適宜カスタマイズしてお使いください。


●自分のリアルな言動を見直そう
第25回目のテーマは「2014年の恋活振り返り」。今年彼女ができた方はいいですが、残念ながらできなかった方、私と一緒に一年を振り返ってみましょう! 自身の言動を細かく見直すことで、恋活力はアップしていきます。

まずは、一年で合コンや街コン、飲み会など、出会いの場に何回顔を出しましたか? そのうち何人と連絡先を交換しましたか? そのうち何人と1回目のデートに到りましたか? そのうち何人と2回目以降のデートをしましたか?

そもそも「出会いの場に行っていない」なんて方は、そこが決定的な敗因です。出会いの数を増やさない限り、彼女を作れるわけがありません。「自然な出会いを待っている」なんてNG。書店で本棚に伸ばした手が偶然触れる……なんて出会いは幻想です。漫画の世界にしかあり得ないこと。

少なくとも何度か積極的に、出会いの場に顔を出した方は、確実に前進しています。でも現場で女性と連絡先を交換していない!? なんてもったいないことをする人も……中にはいるんですよね。「せっかく参加したのにどうして?」と問い詰めたくなります。

たとえ女性と出会っても、連絡先を交換しなければ、その先に進むことはありません。「連絡先を教えてほしい」と告げて、拒否されるケースはほとんどないので、勇気を持って尋ねてみてください。連絡先をゲットして初めて、ようやくスタート地点に立ったも同然です。


●キーワードはやっぱり「数」
連絡先を手に入れて、LINEやメールを始め、デートの約束を取り付ける……そこまでいった方は勝ち組! でも結局1回目のデートに至らなかった、なんて方はLINEやメールの内容に原因があるでしょう。

相手が返しづらい文章を送っていませんか? 質問攻めにしていませんか? 自分のことばかり語っていませんか? 誘って断られることを恐れるあまり、相手から誘われるのを待つ形になっていませんか?

ひとつでもあてはまるものがあれば、来年は直してくださいね。LINEやメールにはコミュニケーション能力が求められます。電子的なやりとりだからといって、侮れるものではないのです。

最後に「1回目のデートで終わってしまった」方もいるでしょう。本当に惜しいです。いいところまでいったはずなのに……。LINEやメールでは上手くコミュニケーションできても、リアルのそれはまた別物。緊張して失敗するケースもあるでしょう。

でも、ある程度“場数”を踏めば、デート中のふるまいや女性が喜ぶエスコート、リードの仕方にも慣れてくるはず。出会いもデート成功も“数”が大事です。このことを意識して、2015年も恋活に励みましょう! では皆さん、よい新年をお過ごしください。