お客さんから嫌われるキャバ嬢の中には、容姿はピカ一なのに“お客さんの特徴や会話を覚えていないから”ダメというコも少なくありません。
「これこの間も話したのに」とか、「こんなことも覚えてくれていないんだ…。」と思わせては、お店から今日限りで上がってくださいと、クビを切られるのも時間の問題。
そこで、今回は私がキャバクラ時代にオーナーから教わった、顧客管理術をこっそりレクチャーします。

ステップ1、その日の日報をつけよう
とはいえ、いきなり顧客管理術?と言われたら、結構ハードルが高いかもしれません。そこで、はじめの2週間で、日報をつける習慣をつけましょう。え、キャバクラで日報?なんて思うかもしれませんが、今日の天気とついたお客さんの数などを、帰宅してすぐに書いておくだけでOK。慣れてきたら、今日のよかったことと反省点を付け足します。

ステップ2、テーブルについたお客さんの特徴や会話をまとめよう
日報に慣れたら、その日についたお客さんのことをまとめるクセをつけておきましょう。名刺や連絡先をいただいたら、それにお客さんの特徴や印象に残ったことを簡単に書き、家に帰ってきた後に改めて書き起こすのです。
コツは、接客後すぐ、いただいた名刺などに、印象に残った単語をいくつか書くこと。これなら隙間時間にできますよね。そして、それをもとに、ひとりひとりの“お客さんノート”を作るのですが、ここで大切なのは、情報のつぎ足しが出来るようあらかじめルーズリーフなどを使うということ。お客さんの情報は、キャバクラに勤めている限り増えることはあっても減ることはないのです。
ちなみに、私の現役時代
はExcelを使っていましたが、今現在パソコンやタブレットを持っているコは、GoogleDocs が使いやすくて便利なのでオススメです。

ステップ3、お客さんとの付き合いが深まれば深まるほど…。
お客さんの付き合いが深まると、同伴したりアフターしたり、はたまた長期に出張に行くお客さんのためにお弁当を作ったりと、なかなか密な感じになっていくのですが、そこでいつも同じことを繰り返しちゃうと飽きがきちゃうかもしれません。
どこに行ってなにをしたか、お客さんになにをプレゼントしたかなどもきちんと書き込んでおけば、「今度はこんなことをしよう」と、新しいアイディアが生まれてくるかもしれませんよ。


普通に接客だけをしていたら、絶対にナンバー入りはできません。ナンバー入りする女の子にとって、こんな努力はごく当たり前にやっているものなんですね。たとえ、今ナンバー入りしていなくても、努力はいつか身を結びます。
そして、時々スタッフに、日報やノートををチェックしてもらいましょう。チェックしてもらうことで、思わぬアドバイスをもらえるかもしれません!?