お店に入ってしばらくは、他の女の子のアシスト的な接客をすることが多いもの。
これは、キャバクラ独特のルールやマナーを勉強して欲しいというお店の配慮から。オフィスワークでいえばOJTみたいなものですね。
そんな感じで少しずつ店の雰囲気に慣れてきた頃、店長や幹部スタッフから「そろそろフリーのテーブルを用意するからね」と言われ、いよいよ指名客をゲットするという、キャバクラ嬢として最初の大きな試練がやって来ました。
さあ!あなたならどうする!?



フリーのテーブルにつく機会は意外とない?
そもそも、フリーのお客さんって意外と少ないんです。
だって、お店に来ている大抵のお客さんは、すでに指名している女の子がいるんですから。そんな状況の中でのフリーはとっても貴重な存在。
これを逃さない手はない!ですよ。

フリーのテーブルにつける女の子の条件
フリーのテーブルには、誰もがつける訳じゃありません。条件はかなり厳しいです。
新人でも、あまりにマナーが悪ければフリーのテーブルに座れないまま店を辞めざるを得なくなりますし、長くいる女の子でも、やる気がなければフリーのテーブルに座れません。また、ナンバー入りをするとフリーのテーブルにはつけなくなります。今いるお客さんを大切にする必要があるからです。
与えられたチャンスを大切にしてくださいね。

苦労した私の新人時代と最新事情
基本的には、テーブルでお話しして名刺を渡して、メールなんかのやり取りして次につなげてというプロセスなんです。が、お客さんの連絡先を聞くのが一苦労。名刺は渡してももらえず、メアドはなかなか聞き出せないし教えてなんかくれません。私なんかでも、新人のころは四苦八苦して連絡先を聞き出し、メールや電話をしてようやく10人目にしてやっと指名を取った苦い思い出があります。それほどまでに難しいものなんです。
ところが、最近のキャバクラ事情について何人かの女の子に聞いてみたところ、メールや電話番号を教えてくれなくてもTwitterやFacebookのアカウントを教えてくれることがあり、そこから指名にまでこぎ着けたことがあるのだとか。
要は、“つながりを絶やさず持ちすぎず”が指名客へつなげるコツなんですが、図らずも、このほどよいさじ加減を実現したツールがTwitterとFacebookということなんですね。これはぜひとも活用したいところです。


次回は、フリーのお客さんにも色々属性があるのでその話と、やっていいこと悪いことについてお話ししていきます。