お客さんとの連絡ツールに欠かせないのは、携帯とメール。でも、その便利さゆえのトラブルはつきもの。うっかりお客さんにとって迷惑でしかないメールを送ってしまい、それが続くと、お客さんとある日突然連絡がつかなくなってそれっきりなんてこともあるのです。今日は、お客さんに嫌われるメールについてお話したいと思います。




お客さんに嫌われるメールその1~自分の話しかしない~
「今日は○○行って△△したんだ~」のような、自分の日記と変わらないような内容。
これはお客さんが律儀に返信したとしても、心の中では(ふーん、そうなんだー。頭わるそー)くらいのことを思ってそうです。
相手の立場に立てない一方的なメールはとても迷惑。即ゴミ箱行きになるので注意しましょう。

お客さんに嫌われるメールその2~ハートマーク満載で開く場所に困る~
絵文字はとても便利です。が、あまり多すぎるとお客さんがメールを開いた場所や時間によってはとても困ることになってしまいます。
今は経費削減の時代ですから、会社からの連絡を個人の携帯でやり取りしているところが多いのです。実のところ、プライベートと仕事の境目がないのは、キャバ嬢もサラリーマンも変わりありません。
特に、昼間メールを送る場合せっかくお仕事モードになっているのに、女の子からハートマーク満載のメール、しかも、その1のような自分のことばっかりのメールが送られてきたら、モチベーションはだだ下がり。そこに同僚がいたりしたなら、突っ込まれること請け合いです。
絵文字はポイントに1個か多くて3個程度にとどめましょう。

お客さんに嫌われるメールその3~時間帯を考えない~
個人的には、夜間はマナーモードにするか電源を切る派ですが、みんながそうだとは限りません。
携帯の着信音は結構響くので、もし寝ている時間なら迷惑でしかありません。できるだけ、深夜は避けるようにしましょう。だからって昼間のメールも考え物。相手は仕事をしているのです。メールを送るのに一番適した時間帯は、始業時間前か昼休み、仕事終わりの帰宅中などが適しています。
これは、人によって違うので接客中のリサーチが欠かせません。

ちょっと前まで、メールという連絡手段はありませんでした。自分のお店を持つベテランのホステスはどうしたかというと、電話かお手紙でやってきたのです。しかも、相手の負担にならないよう、慎重に言葉を選んで、相手を気遣って、封筒にまで気を配ってという地道な努力を重ねているんですね。
つまり、相手の立場に立つ、自分の気持ちを押し付けない。これを守っていればメールでの営業もきっとうまくいくはずですよ。