こんにちは。タチカワガールです。「スポーツの秋」もそろそろギリギリかな? なんて思い立ち、先週アスレチックに行って、思いっきり身体を動かしてきました。そのせいか、かなり筋肉痛です。。年をとると2〜3日後にドーンと痛みがやってくるのが切ないですね(笑)。皆さんはいかがですか?
連載第7回目は「キャバクラに始めて行く男性」向けに、キャバクラでの「モテ行動」についてレクチャーします。詳しく解説していきますよ。
私が出会った「モテ紳士」
私がキャバ嬢をしていた頃、思わず「ステキ!」と惚れかけた(あら、危険!)お客様がいらっしゃいました。その方のプロフィールも簡単に書いておきましょうか。社員が5人ほどいるデザイン会社を経営している社長で、年齢は当時37歳。「働きすぎて婚期を逃しちゃった」と笑っていたのを覚えています。私がキャバ嬢を始めて1年ほど経った頃、偶然お店に来た社長と出会い、指名をしてくれるようになりました。来てくれる頻度は月に2〜3回。長くいてくれる日もあれば、「仕事があるから」と1セットで帰っていく日もありましたね。とても忙しくてあまり寝る暇がないみたいで、いつも目の下にはクマ(笑)。不健康な人でした。それでも愚痴は少なく、ユニークなお話でいつも私を笑わせてくれました。
接待や飲み会で訪れてくれた
キャバ嬢には「売上ノルマ」があります。そんなときに相談できるのも社長でした。でも、決してムリはしていただきません。私もお客様に大変なことは押し付けたくないなと思っていました。でも「今月あと1回来てくれませんか?」と軽くお願いしてみると、仕事での接待で私の店を使ってくれるのです。接待だと経費で落とすことができるそう。また「あなたのファンが増えるように」と言って、仕事仲間や友人を引き連れて、大勢で来てくれることもありました。飲み会で使ってくれるのはとてもありがたかったです。社長は1年半くらい私を指名してきてくれていましたが、あるとき「結婚してほしい」と言われました。私はまだ学生でしたし、結婚のけの字も考えておらず、まだ社会に出て働きたかったので、それはお断りしてしまったのですが……。もしそのときに結婚願望があれば、社長と結婚していたと思います! しかし、それ以来、社長とは疎遠になってしまいましたが、ステキなお客様の典型例でした。
「モテ」はシンプル!
社長の「モテポイント」について整理してみると、この3点につきます。
(1)定期的に来店してくれる
(2)キャバ嬢だということを分かってくれている
(3)ムリせず協力してくれる
まず(1)について。来店してくれることで、キャバ嬢とお客様との信頼関係が生まれます。私たちはお金をいただいて、お客様を楽しませるプロ。「商売」という側面を忘れることはできません。(2)も(1)と関係しています。お客様の中には「このキャバ嬢を手っ取り早く落としたい」と考えている方もいらっしゃいますが、それは難しいと思います。本気で恋愛をしたいなら、普通の恋愛と同じく、丁寧にしなくてはいけません。雑にすると普通の恋愛も上手くいかないのと同じ。手をかけることで、育っていくものもあるんです。社長の場合もそうでした。私の側で準備ができていなかったから、結婚という結末には至らなかったのですが。(3)もとても大事。何でもムリをしていては続きません。「できる範囲で」「工夫して」協力してくれることがポイント。また他のお客様が増えるようにと心配りもしてくれていました。とても感謝しています。
そのほか、細かいことを言うと「あまりケチケチしない」「清潔感がある」「お触りをしない(基本的にキャバクラではお触り禁止なのです)」などありますが、常識的な範囲のことを心がけていれば問題ありません。「なんだ、そんな簡単なことか」と感想を抱いた方もいるかと思いますが、意外としていない人が多いのです……。ちょっと意識してみるだけで、ガラリと変わることがあるかも知れません。
ではまた来週お会いしましょう★