この連載では、数々の恋愛コラムを執筆するかたわら、男女双方から恋愛の悩みを拾ってきた私・池田園子が、本サイトへ寄せられた恋愛相談へ甘辛ミックスな本音で回答します。あなたの恋の悩み、何でもお寄せ下さい!
みんな、ただいま! シンガポールから帰ってきました。台湾で乗り継ぎがあったので、夜中に起きてウトウト……。直行便がラクよねー。なんて思いながら帰路につき、「日本って寒い!」と痛感している今日この頃。1年中暖かかったら、私の冷え性もなくなるのにさ。暖かい国バンザイ。近いうち、シンガポールに移住したいとも思います(願望)。
さて、第10回のお悩みは「寂しいクリスマス」について。34歳男性からのご相談です。
「プランナーとして働く34歳男性です。クリスマスに彼女とラブラブな1日を過ごすことが長年の夢でしたが、7年間彼女はいないし、彼女がいたときでもクリスマス前にフラれたりなど、あまりいい思い出がありません。そして今年も彼女はできなかったです。。。でも今ならまだ間に合うかも知れませんよね。この寂しいクリスマスをどう乗り越えればいいでしょうか。サバイブ術について教えて下さい」
焦りは妥協につながる
分かる分かる。こういう人いる。何だか間が悪いんだよね。かくいう私も、数年前まで「クリスマス」や「誕生日」などのイベント時に限っていつも恋人不在、なんてことが多かった。でもね、ジタバタしても仕方がないの。焦りは妥協につながるでしょ? 妥協して買ったものは、すぐに飽きちゃうでしょ? 長続きしないわけ。恋愛も同じで、滑り込みセーフして手に入れた彼女は、つまらなく感じちゃうはずよ。だからこの際思いきって、ひとりで過ごすことにしよう!
あえてクリスマスに孤独を満喫する
ひとりで過ごすクリスマスも、過ごし方さえ考えれば、楽しいものになると思う。昔から「クリスマスは孤独に過ごすんです」という人へ私が提案してきたのは、「痛みを感じる過ごし方をする」ということ。なんだそれ? と不思議に感じるかも知れないけれど、思いっきりイタいクリスマスにすることで、「来年は頑張るんだ!」というキモチになれるのよね。自分を鼓舞する意味でも、傷付きながらのクリスマスを過ごしてほしいと思う。
おひとりさま行動リストをご提案
とはいえ、実際どうすればいいの? という声が飛んでくると思う。具体的には「イルミネーションをひとりで見に行く」「ひとりでカップルの集う街を歩いてみる」「クリスマスケーキを買ってひとりでホール食いする」「ひとりでカラオケに行ってストレス発散」とかね。何でもいいの。もちろん「クリスマス・イヴに仕事」なんていうのもアリ。今年は三連休でイヴの日も休日だから、それは難しいかも知れないけど。オススメはカップルをたくさん見ることね。「く、悔しい! 俺、何やってんだ……」と来年は頑張ろうという気持ちになれること間違いなし。
ホームパーティという手段もアリ
とはいえ、一番理想的なプランはというと、恋人がいない人同士で集まってホームパーティをすること。これは人が集まればだけどアリだよね。そこから新たな恋が生まれるかも知れないし。もしパーティを主催する余力と元気、やる気があれば、挑戦していただきたいと思う。実際にそこで恋が生まれたカップルを知っているので、結構効果があるのでは?
★まとめ
恋人がいなくても、工夫次第でクリスマスは楽しいものになる。
さて、当連載は今回で最終回です。毎週お付き合いいただき、ありがとうございました! 来週以降は別の企画がスタートしますので、これからもお楽しみに♪