この連載では、数々の恋愛コラムを執筆するかたわら、男女双方から恋愛の悩みを拾ってきた私・池田園子が、本サイトへ寄せられた恋愛相談へ甘辛ミックスな本音で回答します。カップル編ということで、彼女をお持ちの男性の恋の悩み、何でもお寄せ下さい!
忘年会シーズンですね。最近仕事に追われておりまして、めっきり飲み会を控えていたところ、久々に参加した飲み会でステキ男子発見……! なんてことには、残念ながらなりませんでした。相変わらず「この男子ヤヴァイ(悪い意味で)!」「だから彼女いないんだってばー。あぁ、分析してあげたい!」などと、意地悪な五感をフル活用しつつ、男子ジャッジをしておりました。非常に性格の悪い女であります。これが恋愛コラムニストの性というものなんです。みんな、許してちょうだい。
さて、第1回のお悩みは「彼女が嫉妬深い」について。28歳男性からのご相談です。
「IT企業で働く28歳男です。2ヶ月前から新卒1年目の後輩と付き合っています。とても可愛い彼女なのですが、嫉妬深すぎて大変なんです。。。僕は管理職についているため、幅広く後輩たちの面倒を見ています。仕事面での指導のほか、たまにプライベートの相談などを受けることも。彼女と同期の女の子や彼女にとって先輩にあたる女の子とも、仕事上よく関わるんです。その子たちと長時間話をしているだけで、彼女は疑心暗鬼になるみたいで、こちらをチラチラ見ているのも感じますし、後から『私より●●ちゃんに指導手厚くない……?』などとグチグチ言われます。超美人で仕事もできる自慢の彼女なのですが、こればかりは何とかならないものでしょうか。。悩み解決に協力して下さい」
自分が思うほど恋人は世の中的にイイ男ではない
不思議なものですよね。恋に夢中なときや恋が始まったばかりのときって、自分の彼氏が「世界最強のモテ男」であるかのように思えちゃうのですから。全っ然そんなことないんですけどね……。「合コンに誘われたから顔合わせで参加してくるわ」と言われて、笑顔で余裕をかまして許してはみたけど、内心はハラハラで仕方がない。「他の女にお持ち帰りされるのでは?」「モテすぎるのでは?」「カッコいいから心配」なんてムダな心配をしているのは、彼女ご本人だけですから! 「うちの彼、山田孝之似なの。だから他の女に目をつけられていないか不安」なんて写メを見せたら、女友達から「はぁ? どこが山田孝之よ? 共通しているのはヒゲだけでしょうが!」とキレられたのは懐かしい思い出。「うちの彼、石田純一似のダンディズム漂う男なの」と写真を見せたら、「単にオッサンなだけじゃん!」と笑われたのも、今となっては淡い記憶。恋は盲目というものを、まんま体現した結果となっております。誰かから彼女さんへ、そんな話をしてあげることをオススメしておきます。「目を冷まそうね。あなたの彼氏はそんなにモテないから」と言ってあげて。加えて「恋愛には一途だから安心しなよ」と吹き込むのも得策。
若い彼女には分かりやすく「行動」で誠意を示すこと
あなた自身も「行動全般」において、彼女を安心させる努力をすることが必要。新卒1年目ということは、若干23〜24歳程度の若造なのですよ。これがアラサー女なら多少は落ち着いてきますわ。社内恋愛の酸いも甘いも知り尽くした結果、踏み切るほどに知見と余裕がありますから。社内恋愛で二股、三股なんてかけるのは言語道断だということ、仕事だから他の女子と関わるのは仕方ないということを、誠意を持って説明してあげて下さいな。多少面倒くさいとは思いますけどね。でも、ちょっと話がズレちゃうのだけど、どうしても格差を感じてならない点は、これが美女の嫉妬だから許されるってわけで、並以下のブサイクな女子が「他の女の子と喋らないで」なんて懇願してきたら、「は? 何言っちゃってんの?」で即破局よね……。まぁ、これも仕方のない現実なんだけどさ。
★まとめ
嫉妬されないためには、誠意をもった説明を。他人に「アイツはそれほどモテないし、彼女には一途だよ」と吹き込んでもらうのもアリ。