この連載では、数々の恋愛コラムを執筆するかたわら、男女双方から恋愛の悩みを拾ってきた私・池田園子が、本サイトへ寄せられた恋愛相談へ甘辛ミックスな本音で回答します。カップル編ということで、彼女をお持ちの男性の恋の悩み、何でもお寄せ下さい!

見た目が派手ではなくメークも薄いせいか、清楚とか純粋そうとか言われる私ですが、実はエロい女なんですよ、うふふ(読者の皆さんにとってはどうでもいい情報かな……すまん)。でも、ムッツリとは違うんです!ってことを言いたいのよ〜。だって思いっきりエロ系のコラムも書いてるもん! というのは前置きでして、最近発見してから猛烈に気になっているのが「新宿秘宝館」の展示。1月27日まで新宿に秘宝館が登場しているんです。秘宝館といえば、温泉街などにあるものという印象が強いですよね。彼を誘って必ず行ってきたいと思います。もし断られたらひとりでも行っちゃうよ!

さて、第5回のお悩みは「彼女が受け身すぎる」について。29歳男性からのご相談です。

「29歳、通信業界で働く男です。付き合って半年の彼女のことで悩んでいます。これまで付き合った女性とはまったく違い、とても受け身な人なんです。付き合い始めた頃から、デートや旅行でどこに行きたいかとか、何を食べたいだとか、何が欲しいだとか一切主張することがありません。クリスマスプレゼントも『何でもいいよ〜』と言われて、逆に困ってしまいましたね。僕から『どこに行きたい?』『何か食べたいものはある?』と聞くようにしているのですが、毎回僕の希望に合わせてくれている状態です。一緒に楽しんでいるようには見えるのですが、実際のところどうなんでしょう? 正直なところ、もっと主張してくれると嬉しいのですが、どうしたらよいのでしょうか?」

「決められない女子」もいる
主張の多すぎる女も大変ですよ? こう脅してみた後で恐縮ですが、世の中には「すべて彼にお任せ」という自分の意志を持たない女子もいます。「彼と一緒にいるだけで幸せだから何でもいいの」というハッピーなタイプから、「プランを考えることが面倒くさい」という怠惰なタイプまでいろいろですが。あなたの彼女はきっと前者なのでは。あくまでも「(彼女は)楽しんでいるようには見える」というあなたの言葉を一方的にとらえてみると、おそらく現状で満足しているのでしょう。そんな女子に「何か要望を言ってよ」「最低1つは案を出して」「ちょっとは考えてほしいんだけど?」などと仕事のように強制すると、彼女も負担に感じてしまうはず。あなた自身がいくつか選択肢を提示して、どれがいいのか彼女に選ばせることから始めてみてはどうでしょうか?

一緒に「ネタ出し」してみよう
とはいえ、あなたばかりがデートの「ネタ出し」をし続けるのも、実は疲れますよね。それは分かるのよ。ネタも尽きてきちゃうし……。ということで、彼女にも「ネタ出しのトレーニング」をしてみてはいかが? 具体的には、雑誌でもテレビでもネットでも、お散歩の本でもいい。素材は何でもいいんです。そういった写真付きのお出かけ特集を見ながら、ブレストしてみるんです。「こういうお店、どう?」「この街、風情があっていいね」「この通り、気にならない?」などと、自由に発言します。彼女に「この中でどういうのが好き?」とも尋ねてみましょう。そこで彼女が指し示すところに「じゃあ、次はそこへ行ってみよう」と約束を取り付けてみる。「彼女のアイデアが採用された感」はありませんか。こうして徐々に自分の気になるコト・モノ・バショを、提案するような状態へと進めていくことがポイント。やっぱりふたりの時間はふたりでつくるもの。彼女にも「参加意識」を持ってほしいですからね。

★まとめ
「彼に任せたい」派の女子もいる。デートプランの「ネタ出し」をしてみよう。