痛客(いたきゃく)とは、 空気が読めずに周りが精神的にドン引きする言動をとるお客さんの事。
要約すると、言動が痛々しいお客さんの事。現在はネット用語として痛い=痛々しいの意味で通じるので、痛い客という表現でも間違いでは無い。

ただし、迷惑なお客さんの事は全員痛客かと言うと、そうではないので注意が必要だ。
お酒を飲んで暴れるお客さんや、値切るお客さん、一言もしゃべらないお客さん、触ってくるお客さんなど、迷惑な客ではあるが痛客ではない。あくまで、周りがドン引きするほど空気が読めずにメンタル面に支障があるのではないかを疑いたくなる言動を取るお客さんの事だけを、痛客と呼ぶ。
前述の通り、精神面と密接な関係があるため、ホストクラブでの痛客はイコールメンヘルと噂されることも多い。

キャバクラでの痛客はほとんどの場合、指名しているキャバに思い入れが強くなりすぎて込み上げる感情が自分の許容量を超えた場合に新たな痛客が誕生する。

■主な痛客の例
・店内で指名嬢が好きな浜崎あゆみを熱唱する50歳
・店と同伴とアフター以外で会ったことが無い指名嬢を彼女だと思っている
・数百万の借金をして店の指名嬢へ会いに行く
・セクキャバでタッチでずに『俺はそんなつもりじゃないから』と言う
・指名嬢へのメールが原稿用紙3枚分の長文で愛のメッセ付き
・閉店後に店近辺で出待ちして偶然を装う
・ギザキモスなどと、良く知りもしないのに3年前のネット用語を口走る50歳
・本気で嬢と付き合うことを夢見てる50歳
・手作りのプレゼントを嬢に渡す
・俺も責任を取って奥さんと別れるからキミも彼氏と別れてくれ、と懇願する50歳
・手書きのラブレター
・指名嬢が好きすぎて店で泣き出す

キャバクラ=遊びなのだから、あまり思いつめて痛客にならないように注意が必要だ。
キャバ譲と付き合ったりSEXしたいのであれば、高額プレゼント攻撃やラブレター攻撃ではなく、自分の中身と外面を磨く事をオススメする。