キャバ嬢は、会話を盛り上げるのもお仕事ですが、お客様から様々な話題や質問をされます。答えにくい質問や、言いたくないこともあるなど困ってしまうこともあります。

また、困った質問に嫌な顔をしてしまったり、あまりにも正直に言ったりしても場が盛り下がり、お客様もシラケてしまいます。

そこで、お客様の機嫌を損ねずに、楽しませながら話題や質問をかわしていく会話のテクニックが必要になってきます。

最近どこに行ったの?

この質問をしてくるお客様には、いくつかのパターンがあると思います。まずは、会話の糸口を探しているパターンです。

この場合はある程度答えたら、今度はお客様に逆に質問をして、答えてもらうようにし、会話のキャッチボールをしていきます。そして女の子のほうからお客様の興味のある話題を探していきます。

そして、お客様がその女の子に興味があり、普段の生活を知りたくて聞いてくるパターンです。

ここでは、ディズニーランドのようなデートスポットや、女の子が一人で行かないような場所を言ってしまうと、たとえ友達や家族と行ったとしても、彼氏がいるんだろうなと思われてしまいます。買い物に行ったなどとしておいたほうが無難です。

休みの日は何してんの?

この質問も、お客様にとっては会話の糸口として聞くパターンと、その女の子に興味があり私生活を知りたいパターンがあります。

普段が夜型の生活だったり、昼職とのかけもちで働いていたりで、本当は疲れて寝ている女の子も多いと思いますが、キャバクラはイメージ商売でもあるので、多少はアクティブに楽しんでいる会話をしましょう。

スポーツをしているや、ジムに行っている、料理をしている、ペットと散歩に行く、ペットと一緒に遊んでいるなどです。

自分の趣味があって自宅でゲームや映画鑑賞などでも、普段も楽しんでいるという雰囲気を出したほうが好感をもたれやすくなります。

彼氏はいるの?

この質問をされることは多いです。もちろんお客様も多少なりとも好意があるので、聞く場合が多いです。

正直に「いる。」と答えてしまうと、場がシラケたり、好意をもっている男性はサーッと引いていってしまいます。

基本的には、「いないですよ♪」と答えますが理由として、「彼氏がいたらキャバ嬢やめていますよ、彼女がキャバ嬢だったら嫌ですよね?」

「昼も働いていたり、学校に行ったりして忙しくて作れないです」

「彼氏、欲しいんですけど中々できなくて困っています」

十分付き合う気はあるけど、今は作れない。恋愛の範囲には入っているけれど今はまだ、付き合う気がないといった、雰囲気を作っていくことが大事になります。

好きなタイプは?

好きなタイプは?とか、この中で誰がタイプ?とか聞いてくることがあります。お客様を限定しない言い方が一番良い方法です。

「浮気しない人がタイプ」も良いのですが、お客様に既婚者が多い場合は冷めてしまいますので、「頼れる人がタイプ♪」が当たり障りもなく、お客様もこの女の子に頼ってもらえるように、頑張ろうと思い来店頻度が上がる可能性があります。

休みの日に遊びに行かない?

普段会えないか?遊びに行こう?など口説いてくるお客様もいます。

お客様は、好意があって口説いてきます。

「昼も仕事をしていて時間の余裕がない」「休日は学校や教室に行っている」「普段忙しくて休日の日には家事をやらないといけない」など上手に断ります。

好意をもってくれた感謝の気持ちと、さりげなく「また、誘って下さいね」と一言付け加えれば、断ってもお客様は悪い気はしませんし、また後に誘ってみようと思ってくれます。

どれだけ稼いでいるの?

いくら稼いでいるの?お金持ちでしょう?など、収入に関しての質問や何にお金を使っているのか、聞きたがるお客様も結構います。他人の収入に興味がある人は多いです。

もちろん正直には答えません。あまり高い収入を言われてもお客様は引きますし、ブランド物の洋服やバッグを買うために働いていると言われても、お客様は引きます。

一番、好感をもたれるのが、自己投資に使っていると言うことです。資格学校の費用、海外留学費、夢があって貯めているがまだまだ足りないという感じです。

お客様は、しっかりしている女の子だな、お金を派手に使わない女の子だなと思って応援してくれます。

下ネタだけを言ってくる・質問される

多少の下ネタは、会話の潤滑油となりますが、あまり言っていると下品ですし、女の子の評価も下がってしまいます。

下ネタの話題の時は、最初はのってあげて途中で話題を変えて、話をそらします。また下ネタを言うお客様を褒めながら、「素敵な人なんで、あんまりそういう話は似合わないですよ」とかるく断りを言ってみます。

また、下ネタの質問には、ボトルだったり、高いフードやドリンクだったりを頼んでくれたら答えますよー♡的に言ってみます。これらの方法である程度かわせます。

あくまで冗談ぽくいいましょう。結局お金かと思われて引かれてしまいますので気をつけましょう。

まとめ

質問に対する答えには、お客様によっても変わっていきます。親しいお客様や場慣れしているお客様には、正直に答えてもお客様は、何とも思わないことが多いです。

また、プライベートに関しての質問は、あまり信頼関係のないお客様には言わないほうが、後々ストーカーなどの面倒なことにならずにすみます。

また、夢を売る商売でもあるので、そんなに付き合いのないお客様には、バランス良く噓を半分くらい散りばめていったほうが、会話もスムーズにいきます★