理由は人それぞれですが、シングルマザーになる女性は昔と比べても増えてきています。仕事と子育てを両立させるのは、とても大変です。

昼の仕事だけではお金が足りないという時もあります。そこで、夜の仕事は短時間でも高収入になるので、とても魅力的です。

夜の仕事で効率的に働きたいと思っても、問題があります。夜間に子供を預かってくれるところがあるかどうかに、かかってきますよね。

そこで、シングルマザーが夜の仕事と、子育てを両立するには、どうすればいいのか解決策をまとめてみたいと思います!

親・親戚・友人に預ける

親と同居している場合は問題ないかもしれませんが、親か親戚が近所にいる場合は、預けられるか相談してみた方が良いでしょう。

また、サポートしてくれる友人がいる場合は、保育所代わりとしてアルバイト代を払った方が、お互い気兼ねが少なくなり良いと思います。全く知らない人に預けるよりも安心感があります★

しかし、できる限り周りの人に負担をかけないでおきたい。という女性もいるのではないでしょうか。

託児所完備のキャバクラで働く

託児所完備のキャバクラと言っても、お店に託児所があるわけではありません。大きく分けて2つのパターンがあります。

・キャバクラと託児所が提携している
提携していると言っても、企業が福利厚生として提携しているわけではありません。実際には、近くの託児所を紹介しているだけの所も多いです。ただ、紹介でいくと若干料金が安くなります。


・託児所の料金を一部負担
お店によっては、託児所の料金を一部負担してくれます。託児所の料金は、地域差や子供の年齢によって料金の幅がありますが、月極で4~6万円位はかかります。お店が負担してくれる目安は2割位です。

夜間保育所・託児所に預ける

夜間保育所は、無認可保育園になります。主に企業やNPO団体などが運営しています。

無認可保育園と言っても現在は、保育従事者や保育施設についての基準が設けられており、届け出と立ち入り調査による指導監督の義務化があるため、認可保育園より劣るわけではありません。

料金は、認可保育園は世帯収入で決まります。相場は子供の年齢にもよりますが、1万5000円から4万円位です。無認可保育園だと5万円~7万円、都内では10万円位かかるところもあります。

現在は、子どもの年齢によって無償化対象となり、負担も軽くなる事があります。

また、無認可保育園は、入園料(入会費)がかかります。そして食事代も必要ですし、設備費用や夜間料金がかかる場合もあります。

・新宿・池袋にある夜間保育園の料金例
(月極で平日のみ週5日で1日8時間の場合)
入会金25000円(初回のみ) 
0~1歳62500円 2~3歳57500円 4~6歳52500円
食事代(食事1回・おやつ・飲料水・ミルク)5500円
設備費・雑費 別料金

・銀座にある夜間託児所の料金例
(月極で平日のみ週5日で1日8時間の場合)
入会金50000円(初回のみ) 
4ヶ月~1歳148500円 1~2歳円128500 2歳~100000円
食事代(食事1回・おやつ)15400円

・都内近郊のベッドタウンの夜間保育園の料金例
(月極で平日のみ週5日で18時~2時までの場合)
入会金10000円(初回のみ) 
0歳69000円 1歳~2歳68000 3歳~6歳67000円
食事代(食事1回・おやつ)7700円

ベビーシッターに預ける

ベビーシッターは自宅に来てくれて、子供も環境的に安心できますし便利ですが、料金は、昼間ですと1時間1100円~1900円ですが、夜・深夜だと1時間2500円~4000円かかります。

夜で8時間換算だと2万~3万円さらに、入会費+食事代+交通費がかかりますので、短時間の利用か緊急時の利用をおすすめします。

自治体の補助金制度を利用する

自治体によっては、無認可保育園でも保育料の補助金を出してくれところがありますので、ホームページを見て調べるか、直接役所に連絡して問い合わせてみましょう。

自治体によって助成金の受給資格や金額はバラバラです。認可保育所との料金の差額分(上限あり)でしたり、2歳以下の場合は上限3万円まで補助したりするなど色々あります。

自治体の施設を利用する

自治体によっては、自治体の施設に子供を預けることができます。
原則として月7日以内です。緊急時などの時には利用を考えても良いかもしれません。

料金例としては、2歳以上の子供だと1日で2750円、17時以降からの利用で1500円になっており、2歳未満だと1日5350円のみになっています。

自治体によって、料金等違いますので、自分の住んでいる自治体のホームページで確認しとくと良いと思います。

色々と出勤を工夫してみる

子供がいつ風邪をひいたりして、急に休まなくてはいけなくなるかもしれません。キャバクラでは当日欠勤に関してはペナルティをとることも多く、来てくれる予定のお客様にも迷惑をかけてしまいますよね。

夜間保育に入れたとしても小さな子どもは体調を崩しやすいので、シフトを毎日入れてしまうのはおすすめしません。キャバクラでの仕事であれば、ある程度の日数働けば、生活はできるようになります。

そして夜間保育も月極であっても、預ける日が少なければ少ないほど料金は安くなります。

日中は別のお仕事をしていて、足りない分だけ週1~2日、という働き方や、夜の仕事だけでも、週3~4日にするなどして余裕をもって働くことをおすすめします。

また、キャバクラだと高級店になればなるほど、お仕事の責任や、女の子の頑張らなくてはならないイベントが多い傾向にあります。入店する前にお店の人に理解をしてもらい、自分のお客様にもできる限り理解をしてもらいましょう。

まとめ

現在では、シングルマザーへの理解が広まっており、以前よりは働きやすくなってきました。しかし、夜間保育をしてくれるところはまだまだ少ないというのが現状です。

大都市の一部、新宿や銀座、六本木、名古屋、仙台などでは見つかりやすいですが、地方都市では全く無いところもありますので、確認が必要です。

ママとしても、働く女性としても頑張る姿は魅力的です!一人で無理をせずに色んな制度や周りの理解を得てから頑張って行きましょう♪