キャバクラは、男性向けに作られているので、お客様はほとんどが男性客です。しかし、最近は女性が来店する場合もあります。キャバクラは、女性が行っても基本的には断られることはありません。
なぜなら、キャバクラは基本的には飲食店であり、そこに女の子の接客サービスが付くために料金が高くなっているからです。だから、女性が来店したとしても、別に問題はありません。
キャバクラに来店する女性客は、何かしらの理由があって訪れます。一般的な飲食店のようにただ飲みたいからといって、フラッと入店することは、ほとんどありません。
女の子の接客サービスが付く分、かなり割高になるので、飲みたいだけなら、バーでも女性向けの居酒屋でもレストランでも、色々ありますし、飲んで会話をしたいならホストクラブもあります。では、どういう理由で女性客は来店するのでしょうか?
女性一人での来店の場合、一番多いのは同業者です。他店で働いている友達が来店します。キャバクラではノルマがあり、厳しい場合は友達同士で助け合ったりして来店します。
また、誕生日などのイベントでお祝いするために来店する場合もあります。イベントではノルマが上がる場合も多いので、そういう理由もあります。
あとは、ただ単に友達に会いにきた場合や、お店の閉店後に一緒に遊びに行くからという場合もあります。どちらにしろ、気心を知れている同業の友達なので、接客にそこまで気を使う必要がありませんね。
最近では、メディア出演やSNSなどで有名になるキャバ嬢もいますし、モデルをやっていたり、美容商品をプロデュースしていたりする女の子もいます。
そういうキャバ嬢のファンだったり、興味があったりして、お話してみたいと思って来店する女性も増えてきています。こういうお客様は、会えただけでも嬉しいと思われるので、楽しく接客すれば大丈夫です。
また、可愛い女の子とお話がしたい、普段は男性が多い職場で、女の子同士で話す機会があまりなくてお話がしたくて来店する女性もいます。
接客方法としては、基本的な部分は男性客と同じです。あまり差を付けてしまうと、相手に不快な思いをさせてしまう場合があります。ただ違うポイントもいくつかあります。
男性と話す気分ではなく、女子会的なノリを期待してくるお客様もいます。女性同士の会話は、同調と協調で成り立っています。
そこに男性が入ると助言したりして、話を止めようとし、嫌な気分になってしまうので、女性同士だけで話をしたいと思っているお客様もいるということは、覚えておきましょう★
ただ、男性客よりも会話が盛り上がったりするかもしれませんが、なれなれしい態度をしたりしないように注意します。あくまでも相手はお客様です。
そして、相手の職業に対しては男性客同様、相手が教えてくれるまでは、こちらから聞かないようにしましょう。お客様が同業だとしても、夜の世界は色々な職業がありますし、言いたくない人もいます。
また、男性客と違う接客の仕方として、パーソナルスペースがあります。男性客の場合は、体が触れ合うほどの距離で座りますが、女性客の場合は、距離を空けて座りましょう。
男性グループに混じって来店する女性は、お酒が好きでノリが良い人も多いので、女性客と一緒に楽しみながら盛り上げていく接客の仕方が良いです。
気を付けなくてはいけないのが、女性客の立場です。男性グループから可愛がられているような女性なら、褒めて盛り上げましょう。また、女性の方が立場的に上の場合は、言葉遣いに注意しながら盛り上げます。
また、女性客が男性グループの一人に好意を抱いていたり、つきあっていたりする場合もありますので、相手の男性に営業をすると敵意を持たれることもあるので、女性客の行動を見極めて十分に注意した方がよいでしょう。
まずは、関係性についての先入観はなくしましょう。恋人関係や不倫関係かもしれませんし、飲み友達や上司と部下かもしれません。または、男性客と他店のキャバ嬢の場合もあります。
勝手に思い込みで決めつけてしまうと、相手にとって失礼になってしまうことがあるので十分に注意します。
そして、どちらが連れてきたのか見極めます。男性客が連れてきたとは限りません。女性客の方がキャバクラに行ってみたくて誘う場合もありますし、他店のキャバ嬢が違うお店を見てみたくてお客様と一緒に来店する場合もあります。
連れてきた方を最初に中心にして接客した方がスムーズに会話が進みます。
また、男性客に営業をしない方がトラブルを起こさずにすみますし、なるべく女性と会話した方が、女性客も楽しめます。
女性客が来店する理由には、様々な理由があります。あまり詮索せずに上手に見極めて、その時々の状況に合わせて接客します。接客のコツは違えど男性も女性もお客様です。楽しんで貰えれば次の指名に繋がる事や、ファンになってくれる女の子もいます。
カリスマキャバ嬢と呼ばれる人達には女性のお客様も多いのです。
女性だからといって売上に貢献できないということはないので、女性のお客様との接客は、気分転換にもなりますし、新鮮な気持ちで楽しく接客しましょうね♪