飲食店などと同じように、キャバクラにも繁忙期と閑散期があります。閑散期になると状況がかなり変化していきます。お店の売り上げが落ちていくと同時に、給与も落ちていく可能性があります。

そこで、閑散期をどのように乗り越えていけば良いのか、紹介していきたいと思います。


人気コラム
3つの○○を守るだけ! キャバ嬢の収入が格段に上がる会話術を公開


繁忙期とはいつ?

キャバクラの繁忙期は、3月中旬から4月中旬、11月下旬から1月中旬になっています。

3月中旬から4月中旬は、1年間で最も人が移動する時期です。会社での人事異動や新卒入社、大学や専門学校の卒業もあり、送別会や歓迎会が多く行われます。

キャバクラだけではなく、居酒屋などの飲食店も繁忙期で、居酒屋などで食事をしてから、キャバクラへ流れるケースが多く、団体で動くことから、売り上げの上がる時期になります。

11月下旬から1月中旬は、忘年会や新年会シーズンであり、こちらも団体で動くことから、売り上げが上がります。また、会社納めの日などにもかなり飲みに行く人が増えます。

そして、冬のボーナス時期であることや、キャバクラでも1年間で最も大きな部類になる、クリスマスイベントを行うなど、年末・年始は、お金を使う機会が増えます。

閑散期とはいつ?

キャバクラの閑散期(かんさんき)は、2月と8月です。飲食業界などでもニッパチと言われており、売り上げが落ちる時期になります。

2月だけではなく、1月中旬頃から売り上げが落ちていくお店も多いです。これは、12月中から1月上旬までに、イベントや年末年始で家族旅行や帰省するため、大きな出費をする人が多くなります。

1月の上旬は、新年会や新年明けで飲む機会も増えますが、1月中旬以降になると、お金を余分に使える分が無くなるか、次の大きな出費のためにお金を使うのを控えます。

3月~4月は、異動や引っ越し、子供の卒業や入学があり、また多大な出費があるので、1月中旬~2月は備えるためにお金をあまり使いたがらない人が増えていきます。

8月は、お盆休みや子供の夏休みがあり、家族旅行や帰省、夏のイベントなどで大きな出費が増えるので、他のことにお金が回せないといった事情がでてきます。

12月や1月みたいな飲み会もありませんし、キャバクラも大きなイベントが8月には無いので、売り上げが落ちる傾向があります。

閑散期になると状況が変わること

閑散期は、キャバクラで働く女の子にとっても大変な時期になります。飲食店と違いキャバクラは、お客様の使う金額が大きいため、売り上げの差がかなり大きくなります。

お店としても赤字にするわけにはいかないので、人件費を調整していかなければなりません。ここで状況が変化していきます。

1.シフトを減らされる

お客様をたくさん抱えている女の子や、レギュラーの女の子を中心にシフトを組んでいきます。人気の無い女の子や、あまりシフトに入っていない女の子は、シフトを減らされていきます。

場合によっては、指名のお客様が来店するか、同伴の予定が無い限り出勤しなくて構わないっていうこともあります・

2.早上がりになる

お店も、お客様がいなければ開けていてもしょうがないので、早いと23時には閉店などもあります。また、お客様の人数に合わせて必要な女の子以外は、早上がりさせます。

状況によっては、1時間だけで早上がりする場合もあります。

3.給料が少なくなる

お客様が少なくなり、売り上げも落ちればその分、給料も少なくなります。もちろん、早上がりしたり、シフトを減らしたりした分も給料が少なくなります。

どれだけ指名客を抱えているかが重要になってきますので、普段から頑張っていない女の子には、お店側もかなりのプレッシャーを与えたり、場合によってはクビになったりすることもあります。

閑散期の乗り越える方法

1.閑散期以外で指名客をつくる

指名客がいれば、閑散期もそこまで関係ありません。繁忙期に頑張って指名客をつくりましょう。閑散期になってからでは、フリーのお客様が少ないので厳しいです。

2.閑散期とあまり関係の無いお客様を狙おう

年末年始や8月、3~4月は家族のために出費することが多いため、来店が減るので、関係の無い独身者を狙いましょう。家族に出費しない分、自由になるお金があります。

また、自営業者などの職種によっては、全く時期が関係なかったり、休む時期がずれていたりする人もいるので、狙い目です。

3.こまめに連絡をとっておく

繁忙期だけではなく、お店に来ても来なくても、こまめに連絡はしましょう。イベントの時だけとか、閑散期の暇な時だけメールが来てもあまり行こうという気にはなりません。

4.アフターに力を入れる

普段は、あまりアフターをしなくても、この時期にはお店も早く閉まることもあるので、お店の後に食事でもいかがですか?と指名客を誘ってみましょう。これが、後々の売り上げにつながります★

5.バレンタインデーにかけてみる

2月には、バレンタインイベントがあります。女の子の方からプレゼントする唯一のイベントなので、男性客も行きやすくなりますし、女の子も営業しやすくなります♡

まとめ

繁忙期に稼ぐだけではなく、閑散期に向けて指名客をつかみましょう。また、営業の仕方を変えるなどして、厳しい時期を乗り越えていきましょう♪