キャバクラの求人票を見ると、「送り」という文字をよく目にします。「送り」とは、お店が用意したドライバーが女の子を自宅まで送ってくれるシステムのことです。
キャバクラは0時あたりの閉店時間から身支度などをするため、終電がない時間に帰ることが多かったり、お酒に酔っている子がいるため、安全のために「送り」があるお店が多いです。「送り」があるお店で働くと、安心して長くキャストを続けることができますよ。
そこで今回は「送り」について、詳しく調べてみましたのでご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
キャバクラ業界には、「送り」と「送迎」が存在しますが、2つはまったく別物です。
「送迎」は、出勤時・退勤時の両方を車で送り迎えしてくれますが、「送り」では退勤時のみキャストを自宅又は最寄り駅まで送るだけです。
自宅からお店まで遠い人や、最寄り駅から自宅まで離れている人は「送迎」があるお店を調べてみても良いでしょう。
働く際には、「送り」と「送迎」の違いについて正しく理解し、自分に合ったお店を選びましょう。
「送り」には、以下のようなメリットが存在します。
「送り」は、ドライバーが車で自宅やその周辺まで送り届けてくれるので安心です。
帰宅時間が深夜であれば、女性の一人歩きは危険です。日中安全と感じても、夜中に1人で街灯や人通りのない道を歩く際には、恐怖・不安を感じるかもしれません。
お酒を飲んでいると普段に比べて無防備な状態といえるので、自宅付近までお店の人の目があるのは安心です。
「送り」があれば、そんな怖い思いをせずにしっかりと自宅まで送ってくれますよ。
キャバクラ店は繁華街の中にあることがほとんどです。そのためお店の近くで住めば通うのが楽なのですが、どうしても家賃が高くなってしまうのが悩ましいですね。
また、人が24時間行き交う場所であれば、治安も悪くなる可能性もあります。
そんな時に「送り」があれば、お店から距離のある場所でも住むことが可能です。家賃や治安の面でも、自分に合った地域に住めますよ。
また「送り」を利用すれば、お客様に自宅がばれにくいです。
キャバクラ店は、華やかでお客さんから注目されやすいお仕事。そのため、中には行き過ぎた行為に及ぶお客さんもまれにおり、プライベートでも会いたいと誘われることも少なくありません。
キャバクラというお仕事の中で、相手に気を持たせてしまうことも少なくないため、中には出待ちをして偶然を装って声を掛けるなど、ストーカー行為をしてくる人もいるのです。
そのような被害に遭わないためにも、一人でお店を出ずに「送り」を利用することで、身バレせずに帰ることができますよ。
長く働けば、たまにはお酒を飲みすぎてしまうこともあります。そんな時でも「送り」があれば、ドライバーがしっかりと自宅まで送り届けてくます!
バースデーイベントや周年イベントなどお客さんから勧められて、ついついお酒を飲みすぎることがあるでしょう。
「送り」があればお酒を飲んでも、お店のドライバーがしっかりと家まで帰してくれます。
また「送り」には注意すべき点があります。
キャバクラの「送り」は、お金がかかる場合があるので注意が必要です。
「送り」が無料のお店は多いですが、中には有料にしているお店も少なからずあります。
有料の場合、1回あたり500~1500円くらいが相場のようですが、タクシーのように距離で金額を変えている場合もあります。
とは言え、タクシー代よりも安い場合や、仕事終わりそのまま車に乗れる手軽さから、「送り」を利用するキャストは多いそうです。
入店してから失敗しないように、お店に有料か確認し、場合によっては地図アプリで距離をみておきましょう。
「送り」の場合は、複数人のキャストと相乗りが基本です。そのため、あらかじめ決められた時間までに全員揃わないと出発できません。
待ち時間が10分程度であれば仕方がないと感じるかもしれませんが、タイミングが悪ければ1時間近く待たされる場合もあるでしょう。また、閉店前に早上がりになると、送りまで無給で待つこともあるため気を付けましょう。
また必然的にお店から自宅まで遠いと、帰る順番が後になります。帰りたい時間帯に帰宅できない場合もあることも、理解しておく必要があります。
飲みすぎると車の中で寝てしまう可能性もあるため、「送り」が利用できないことがあります。また、お店で寝てしまっていると着替えも出来ず送りの車に乗せてもらえない場合が多いので、自身の限界は知っておく必要がありますね。
また吐き気を催す場合には、ドライバーから乗車NGを出される場合があります。しっかりと送ってもらうためにも、飲みすぎには注意しましょう。
「送り」ありのキャバクラなら、終電を気にすることなく働くことができます。また防犯面・個人情報を守ることができ安心です。
是非キャバクラ店の求人を探すなら、「送り」があるか気にしてみてくださいね。ただしお店によっては、細かいルールが違うために事前に確認しましょう。
本記事を参考にして、自分に合ったお店を見つけジャンジャン稼ぎましょう!