夜のお店に足を踏み入れると、まるで魔法の世界に迷い込んだかのような非日常を体験できますよね。この魅力的な世界を作り上げるためには、内装デザインが重要です。

今回は、夜のお店における内装デザインの重要性や工事の流れ、注意すべきポイントを取り上げ、効果的な内装工事について解説します。

写真と共に実際の施工事例もお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください!

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非日常を演出する魔法!夜のお店の内装戦略とは?

夜のお店は大人のための社交場であり、お客様に非日常的な体験を提供することが求められます。その鍵を握るのが、魅力的な内装デザインです。

五感で魅了する非日常空間

店内は、お客様が日常を忘れて特別な時間を過ごせる空間であるべきです。豪華なシャンデリアやきらびやかな装飾、落ち着いた雰囲気の壁紙、座り心地の良いチェアなど、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感に訴えかける内装を意識することが大切です。

また、シャンパンを始めとする高価なお酒を注文するにふさわしい空間を目指すことで、顧客単価の向上も期待できます。

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お客様の心をつかむブランディング

内装はお店の顔であり、ブランドイメージを決定づける重要な要素です。お客様に伝えたいイメージや提供したい体験を明確に伝え、ブランドイメージの確立を実現するためには、コンセプトに沿った空間を作る必要があるでしょう。

例えば、富裕層をターゲットとするのであれば、洗練されたデザインや高級感のある素材を使用することで、ステータスにマッチした空間を作ることができます。

一方で、若者向けのポップな雰囲気を目指す場合は、ビビッドカラーを差し色に使うように、フレッシュな印象を加えると効果的です。

さらに、お店のコンセプトや歴史を反映させたストーリー性のある空間を意識することで、お店独自のデザインが形成され、競合との差別化が際立つでしょう。

キャストの魅力を輝かせる内装デザイン

キャバクラにおいて、キャストの接客は顧客満足度に大きく影響します。キャストの魅力を最大限に引き出し、お客様を魅了する空間作りを意識することも重要です。

そのポイントは、照明にあります。明るすぎると顔が疲れて見え、暗すぎると表情が沈んで見えるので、温かみのある色温度の照明を選ぶことで、キャストの肌を美しく見せたり、リラックスできる雰囲気を演出したりできるでしょう。

さらに、スポットライトや間接照明を効果的に組み合わせると、顔に立体感が生まれ、より魅力的に見せることが可能です。

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良質なサービスを提供するためには、客席も重要です。客席は、自然な会話が生まれる配置を意識するのが大切です。キャストとお客様の視線が合うように、椅子の高さなどを調整するのも効果的でしょう。

キャバクラの内装工事の流れ

内装工事は、次のような流れで行います。

1.内装工事の業者選定

キャバクラの内装工事に適した業者を選びましょう。夜のお店はニッチな領域なので、対応できる業者が少ないのが現状です。弊社では夜の店舗に特化した内装施工を提供していますので、ぜひご検討ください。打ち合わせや見積もりなど、柔軟に対応いたします。

2.業者選定後の打ち合わせ

具体的な内装イメージや費用について打ち合わせを行います。この段階で、お店のコンセプトやターゲット層、予算などを伝え、業者から提案を受けましょう。

打ち合わせ内容を基に、業者から設計図やデザイン案が提出されます。イメージと異なる場合は、遠慮なく修正を依頼しましょう。

3.契約

設計図やデザインが確定したら、契約を結びます。契約内容には工期、費用、支払い方法などが含まれているため、細部まで確認しましょう。疑問点があれば確認し、納得した上で契約してください。

4.施工開始

契約後、施工が開始されます。工期は規模や内容によって異なりますが、一般的には数週間から数か月程度です。

5.工事完了と引き渡し

工事が完了したら、業者からの引き渡しを受けます。設備や内装に不具合がないかを確認しましょう。

内装工事の期間

内装工事の施工期間は、お店の規模や設計内容によって異なりますが、一般的には数週間から数か月程度です。しかし、これはあくまでも目安であり、具体的な工期は業者やお店の状況によって左右されます。

スケルトン物件の場合

内装が何もない状態のスケルトン物件の場合は、床や壁、天井などの下地作りから始める必要があるため、工期は長くなります。3か月程度が目安です。

居抜き物件の場合

前の店舗の内装を引き継ぐ居抜き物件は、下地作りは不要なため、スケルトン物件よりも工期は短くなります。一般的には、1か月から2か月程度です。

いずれのケースも、工事前の計画段階で業者と十分な打ち合わせを行い、具体的なスケジュールを確定させることが重要です。

府中LEGEND様の内装工事事例

今回は、府中エリアで圧倒的な支持を得ている老舗キャバクラ、府中LEGEND様の内装工事の事例をご紹介します。

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写真のように、スケルトン状の空間にて床の施工を行ったりカウンターの造作、トイレ周りの改装、照明や厨房機器の設置、ムーヴィング(演出照明)など、総合的なデザイン・施工を行った事例です。

府中エリアのお店は開業当時のままの古い内装のお店舗が多く、インパクトに欠けるという課題があり、“街を牽引するレジェンド店”をデザインコンセプトに黒を基調とした店内内装を作り上げました。

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また、ボックス席中心のテーブル配置から、カウンタータイプの内装へとイメージを刷新。カウンター席を増やすことで、お客様との距離を縮め、コミュニケーションを取りやすくしました。

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加えて、照明には紫やブルー、グリーンなどのアクセントカラーを取り入れ、若々しい印象を強調。これまでとは180度異なるコンセプトを打ち出すことで、新しい顧客層の獲得と既存顧客のリテンションを狙いました。

黒を基調とする内装は落ち着いた雰囲気を演出するだけでなく、キャストの肌を美しく見せ、水着やドレスの華やかさを際立たせる効果もあります。

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施工期間は、2か月弱でした。お客様のご要望を最大限に反映するために、綿密な打ち合わせを重ねることで、短期間で完了させることができた事例となりました。

内装工事で注意すべきポイント

キャバクラの内装は、お客様に特別な空間を提供しお店のイメージを確立するために重要です。しかし注意すべき点も多く、失敗すると大きな損失につながります。ここからは、キャバクラの内装工事で注意すべき3つのポイントをご紹介します。

事前にイメージを固める

内装工事は、お店の顔となる重要な投資です。費用対効果を最大限に引き出すためには、事前に具体的なイメージを固めておくことが重要です。

ゴージャス、シック、スタイリッシュ、セレブリティ、リゾートなど、お店の雰囲気は多岐に渡ります。 まずは、次の4点を明確にしましょう。

・お店のコンセプトとターゲット層
・目指したい内装イメージ
・予算
・物件情報

これらの情報を施工業者に伝えることで、イメージに添った内装デザインを実現しやすくなります。

弊社では、これらの情報を得た上で、出店地域の市場ニーズを分析することで、より最適なプランをご提案いたします。弊社の強みは、どの内装業者にも負けない豊富な経験と実績です。お客様の理想を形にするお手伝いをいたします。


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営業認可を事前に確認

キャバクラは風営法の対象となるため、営業認可が必要です。内装完了後に営業認可が下りなかった事例もあります。弊社では夜のお店に精通した行政書士と連携を取りながら設計・施工を行うため、そのような事故はございません。安心してお任せください。

デザインと営業のバランス

夜のお店は、お客様に楽しんでもらうことが第一の目的です。そのため、デザインよりも営業を第一優先とし、お客様が快適に過ごせる空間を設計することが重要です。

できるだけ要望に添った内装デザインをご提案しますが、デザイン優先では、実際の営業で支障を来すケースもあります。弊社ではご要望を最大限にかなえつつ、お客様やキャストの行動を制限しない導線を確保します。お客様が快適に過ごせる空間を実現するために、デザインと営業のバランスを考慮することが重要です。

まとめ

内装デザインは、お店の収益を左右する重要な要素です。

洗練された特別な空間は、お客様に非日常体験を提供し、キャストとの特別な時間をさらに引き立てます。また、キャストを美しく魅せる工夫はお客様の満足度を高めるだけでなく、従業員の士気を高め、質の高いサービスの提供へとつながるでしょう。

内装工事は、キャバクラ経営において非常に重要な投資です。今回ご紹介したポイントを参考に、お客様に最高のサービスを提供できるような空間を作り上げてください。


キャバナビでは店舗の内装デザインから設計、施工、引き渡しまでワンストップで対応しております。新規開店、店舗コンセプト変更、内装リニューアルなどをご検討の方はご相談ください。

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