「お店の接客がうまくなりたい!」
「会話でお客様を楽しませたい」

このような悩みを持つキャストの皆さんに向けて、今回は売れっ子キャバ嬢がよく使う「さしすせそ」の会話テクニックをお伝えします。

会話テクニック「さしすせそ」の意味や、具体的な会話の使い方、注意すべき点などをご紹介。ぜひ最後まで読んでいただき、参考にしてくださいね。

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キャバ嬢のさしすせそとは?

お客様との会話を弾ませるには、リアクションが大切です。ここでは、キャストが覚えておくべき相槌を紹介します。

・『さ』さすがです!
・『し』知らなかったです!
・『す』すごい!
・『せ』センスいいですね!
・『そ』そうなんだ!

『さ』さすがです!

「さすがです!」は、相手を持ちあげたい時にとても便利です!

男性の大半は、自分の話を聞いてくれる女性についつい好意を抱いてしまうもの。相槌をしっかりと打てば、自分の話を聞いてくれていると感じ、充実感や安心感を得ることができます。

また、「さすが、○○さんですね」と相手の名前をさりげなく入れるとより満足感を与えられますよ。

『し』知らなかったです!

男性のお客様は、自分の知識を褒められると嬉しくなってしまいます。「それは知らなかったです〜!」と褒めれば、関心を持ってくれているのかな?と喜んでくれるでしょう。

また場合によっては、「それ、知ってる〜♪」と反対のアピールをするのもGOOD!

手によって使い分けをして、お客様との会話を盛り上げましょう。

『す』すごい!

「すごい!」も、相手を持ちあげる時にピッタリの言葉です!「知らなかった〜」との組み合わせもおすすめ。

「さしすせそ」の組み合わせや、ローテーションを作っておくと会話のネタに困らず便利ですよ♪

『せ』センスいいですね!

「センスいいですね!」は、相手の持ち物や趣味に対して使用できます。例えば、服装やカバン、時計などへのかわいい・カッコ良いポイントを見つければ、どこで買ったのか?いつ買ったのか?など話のきっかけになります。

また、「すごい!」の後に使用すれば、相手をもう一段褒めることができますよ。

『そ』そうなんですか!?

「そうなんですか!?」は、会話の緩急をつける言葉です。会話を退屈させないように、たまに使用するのが効果的です。

例えば、会話の途中に「えっ!そうなんですか!?」と言えば、リアクションに変化がつきますよ。

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使う時の注意点

「さしすせそ」は、使いやすい言葉ですが、単調に使用し続けると相手を不安にさせる一面があります。ここでは、「さしすせそ」を使う時に注意すべき点を紹介します。

・気持ちを込めて使う
・使い過ぎない
・褒め過ぎない

しっかりと理解して、リアクション上手になりましょう。

気持ちを込めて使う

相槌は、気持ちを込めて言うのが大切な言葉です。気持ちのこもっていない相槌は、相手になんとなく伝わってしまいます。

もちろん気持ちを込め過ぎる必要はありませんが、あまりにも気持ちのない返事だと、軽く見ていると感じられる場合も。目を見て言って、「しっかりと、聞いてるぞ」とアピールをしましょう。

使い過ぎない

「さしすせそ」は、使い過ぎてしまうと、相手に「適当に会話している」と思われてしまう可能性があります。会話のなかで、タイミングを見計らいながら使いましょう。

褒め過ぎない

「さすがですね」「センスがいいですね」など、褒め過ぎると相手が不快に感じる可能性があります。キャバクラに来る方は、褒められることに慣れ過ぎている人もおり、簡単な相槌だけでは響かない場合があります。

そんな時には、お客様以外の人を褒めてみてください。例えば、前回一緒に来たお客様のことを話題に相槌をすれば、相手の気分を自然とあげることもできるでしょう。また、あなたが褒めることで、「この人はいい人だ」という好印象を与えられますよ。

上手に使うポイント

また応用編として、「さしすせそ」を上手に使う方法・タイミングについても紹介します。

・「さしすせそ」を使ったら、理由を一言添える
・時折、否定してみる

応用パターンを使えると、接客スキルアップになること間違いなし!ぜひマスターしましょう。

「さしすせそ」と使ったら、理由を一言添える

「さしすせそ」は短いワードのため使いやすいですが、会話をぶつ切りにしてしまう可能性があります。「さしすせそ」を使ったら、一言理由を添えるとしっかりとしたキャッチボールができます。

例えば、「センスいい!」を言ったのであれば、「○○な点が、かわいいよ♪」「実はこれ、欲しかったんだ」など、理由を伝えると会話がスムーズになり続けやすくなります。

時折、否定してみる

常に肯定し続けると、会話のマンネリ化になることがあります。また、自身も常に聞き続けると、相槌が適当になってしまうので気になるポイントがあれば、否定した相槌をしてみてください。

相手も急に否定されると、説得したくなる気持ちに火がつき、より会話したくなる気持ちに。

例えば、「でも、○○って思わない?」「難しくない?」と質問で聞き返せば、角が立たず会話を割り込んだ感じも少ないですよ。

「さしすせそ」は、最高の相槌!

「さしすせそ」は、相手の気分を高めてくれる最高の相槌であり、とても簡単で使いやすい言葉です。

ただし、使い過ぎると相手にとって不快な気持ちにさせるリスクもあるので注意が必要です。気持ちを込めて使うことを意識したり、他の人を褒めたりするなど、工夫すればよりお客様を喜ばせますよ!

「さしすせそ」をマスターして、愛され上手なキャストを目指しちゃいましょう♪