この連載では、数々の恋愛コラムを執筆するかたわら、男女双方から恋愛の悩みを拾ってきた私・池田園子が、本サイトへ寄せられた恋愛相談へ甘辛ミックスな本音で回答します。カップル編ということで、彼女をお持ちの男性の恋の悩み、何でもお寄せ下さい!
明日はバレンタインデー。とはいっても平日なので、街がカップルで溢れかえる、なんてことはなさそう。というより近年のバレンタインは、友チョコや自分チョコ需要が増えてきて、恋愛と絡んだイベントではなくなってきた感が強い。昔はドキドキしながら、好きな人を屋上へ続く階段に呼び出したりしたっけ(中学生時代)。そんなの今はないのかしら。中学生でも友チョコ文化なのか? まぁいいや。皆さんにとって良きバレンタインデーになりますよう。ということで、本日のお悩みに進みましょう。
さて、第9回のお悩みは「彼女とケンカが多い」について。33歳男性からのご相談です。
「メーカーで営業をしている33歳の男です。付き合って半年、同棲して2ヶ月になる彼女がいるのですが、これまでの恋愛にはないくらい、非常にケンカが多いんです。原因は様々ですが、些細なことから始まります。たとえば、使ったカップをテーブルの上に置きっぱなしにしていたら『どうして台所へ運ばないの? 茶渋がついちゃうのが分かんないの? それくらい分かってよ!』とキレてきます。ほかには、電気をつけっぱなしにして忘れていたら『電気代ムダでしょ? そういえば先月は電気代が跳ね上がってたんだからね。アンタの方が多く払ってよね』とキレます。何かにつけてにキレてくるんです。確かに僕の方が悪いといえば悪いのですが……。でも、そこまでイライラされ続けても、僕も疲れちゃいます。そこで、うるさいなーと言うとケンカになるんですよね。どうすれば良いでしょうか?」
もう少し慎重な行動を!
口うるさい姑みたいな彼女さんですね。理想は彼女さんが気付いて、そっとカップを運んだり、電気を消したりしてくれる……といった状態ですよね。その方が確実にカップル間も円満になるんですけどね。とはいえ、彼女さんはきっと、比較的神経質なタイプなのでしょう。その性質を今から変えるのはかなり難しい。もし今後も、あなたが彼女と付き合っていきたいのであれば、まずはあなた自身がそういった「些細なこと」をし忘れないように、慎重になることが必要かも。ご自身でも「確かに僕の方が悪い」と分かっているのですからなおさらです。まずは行動の改善を心がけてください。とはいっても、男性の方が女性よりも、そういった細かいことに気が回らないことが多いので、なかなか難しい面もあるのですが。
ふたりで冷静に話し合ってみる
もうひとつ、彼女と冷静な話し合いの場を設けることも大事です。まず「極力ケンカなんてしたくない!」「仲良くやっていきたいんだ!」ということを伝えましょう。その上でどうしてケンカになるのか、について原因を話します。「悪いところはきちんと直すからガミガミ言わないでほしい」と直接お願いしてみましょう。その後であなたの行動に改善が見られたら、彼女も怒ることはなくなるはず。今後もケンカが続くようであれば、同棲の先にある結婚もあり得ませんから、早めに腹を割って話し合うことが大事です。逆に話し合いの時点でケンカになるようであれば、相手選びを間違っている可能性大。別れるという選択肢を視野に入れた方が将来的に正解なのかも知れません。
★まとめ
まずは行動を見直すこと。ケンカについて彼女と直接話し合う時間を儲けよう。