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クリスマスは街中が華やぎ、一年の中でも特に盛り上がる季節。キャバクラにも多くのお客さまが訪れる稼ぎ時です。
しっかり準備して出勤すれば、高額のインセンティブや新規のお客さまとの出会いなど、大きなチャンスをつかめます。
今回は、クリスマス期間にしっかり稼ぐための戦略を詳しく解説します。事前準備から当日の接客、アフターケアまで、一連の流れを押さえておきましょう。特別な日だからこそ使えるテクニックを身につければ、ライバルに差をつけられますよ。
クリスマスは年の瀬のムードが漂う、“年末商戦”のスタートです。この時期に出勤するだけでも、普段より大きなメリットを得られます。
クリスマスシーズンは通常よりも来客数が増えるため、お店は「一人でも多くのキャストに出勤してほしい」と考えています。
このため、時給アップ・イベント手当・同伴バックの増額など、普段より高い報酬が期待できます。お店によっては時給が1.5倍~2倍になることも珍しくありません。
また、クリスマス限定のボーナスやインセンティブ制度を設けている店舗もあります。たとえば、同伴や指名本数に応じた特別報酬、ドリンクバックの増額などです。こうした特別報酬によって効率良く稼げるのが、クリスマスの魅力です。
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クリスマスはイベントとしての高揚感があり、お客さまの財布の紐も緩みやすい時期です。
仲間を連れて来店したり、高額ボトルやシャンパンを開けたりと、いつもよりも豪華に楽しむ方が増えます。
また、冬のボーナスの時期でもあるため、金銭的に余裕のあるお客さまが多いのもこの時期ならではの特徴です。「今日は特別!」と自分へのご褒美感覚で来店される方も多く、単価アップが期待できます。
普段はオーダーの少ない高級ボトルやシャンパンも、イベントの日なら頼んでもらいやすくなります。限定メニューがあれば、それがきっかけでドリンクを入れてもらいやすいでしょう。
お客さまは“特別な一日を楽しみたい”という気持ちで来店されるため、こちらからも積極的に席の雰囲気を盛り上げ、高額売上を目指しましょう。
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クリスマスは、誰でも一人ぼっちで過ごしたくないもの。日頃はキャバクラを利用しない方や、まだ本指名が決まっていないフリーのお客さまがキャバ嬢と過ごすために来店しやすいタイミングです。
「クリスマスだから」と友人や同僚と訪れる人、イベント気分で立ち寄る人、飲み会の二次会として利用する団体など、さまざまな出会いが生まれやすいのが特徴です。
華やかなイベントでの出会いは記憶に残りやすく、キャストの魅力が伝わりやすいタイミングでもあります。
この時期に獲得したお客さまは、「クリスマスに担当してくれた子」として覚えてくれるため、年末年始やその後の本指名につながりやすいのも大きなメリットです。あなたの接客スキルを存分に発揮して、新規のお客さまをつかみましょう。
クリスマス当日に最高の結果を出すためには、事前準備が何より大切です。
お客さまへの連絡から衣装の用意まで、早めに計画しておくことで、当日は接客に集中できます。ここではクリスマスに向けた準備のコツを見ていきましょう。
クリスマスの出勤が決まったら、なるべく早めに本指名のお客さまに連絡を入れましょう。遅くとも2週間前には「クリスマスに出勤するので会いに来てほしい」といったメッセージを送るのが効果的です。
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最も大切なのは、「あなたに会いたい」という特別感をさりげなく伝えること。
「○○さんとクリスマスを過ごせたらうれしいな」
「一緒に素敵な日を楽しみたい」
など、相手を特別扱いする言葉を添えると、“クリスマスに会いに行きたい”と思ってもらえる確率が上がるでしょう。
同伴をお願いする場合は、2週間前では遅いこともあります。クリスマスは予定が埋まりやすいため、1か月前から余裕を持ってアプローチしておくと成功率が高まります。
クリスマス当日は、華やかで非日常を感じさせる装いが欠かせません。赤や白を基調にしたクリスマスカラーのドレスや、サンタ帽・ファー・クリスマスモチーフのアクセサリーを取り入れるだけでも、イベント感がぐっと高まります。
お店によってはサンタコスチュームなどのドレスコードが指定されることもあります。事前に確認しておきましょう。
また、人気の衣装は発売と同時に売り切れてしまうことも。余裕を持って選んでおけば、当日は自信を持って接客できます。
事前準備が整ったら、いよいよ本番の接客です。クリスマスならではのきらびやかな雰囲気を活かして、お客さまに特別な時間を楽しんでもらいましょう。ここでは、当日に役立つ接客テクニックをご紹介します。
クリスマスは、お客さまにとっても年に一度のお楽しみイベントです。そこで、接客では「非日常感」と「特別感」を意識した言葉選びが大切です。
「この日に会いに来てくれてうれしい」
「普段は飲まないけど、今日はクリスマスだから少し豪華に楽しもうよ!」
「〇〇さんと二人で過ごす、最高のクリスマス。シャンパンで乾杯しませんか?」
など、忘れられない時間を共有している喜びを演出できれば、お客さまも「来て良かった」と満足してくれるでしょう。
また、お店の華やかな装飾やクリスマス用のドレスについて触れ、「お店全体でこの日を盛り上げている」という一体感を伝えるのも効果的です。
イベントならではの雰囲気を満喫することで、お客さまのオーダー意欲も高まるでしょう。
当日はもちろん、今後の売上アップにつなげるためにも、お客さまのタイプに合わせた接客を心がけましょう。
特に、本指名とフリーのお客さまでは、効果的なアプローチ方法が異なります。
本指名のお客さまには、日頃の支えへの感謝をストレートに伝えましょう。
「年末の忙しいなか、私とクリスマスを過ごしてくれて本当にありがとう」
「いつもありがとう。○○さんと一緒にクリスマスを楽しめて本当にうれしいです」
などの心からの感謝の言葉は、相手との信頼関係をより深めてくれます。
フリー・新規のお客さまには、クリスマスならではの“出会いの特別感”を印象づけるのがおすすめです。
「クリスマスに素敵な出会いがあってうれしい」
「特別な日に来てくれてありがとう」
など、イベントを一緒に楽しむ姿勢を見せることで、心に残る接客になります。丁寧な気配りや楽しい会話で距離が縮まれば、指名につながるチャンスも広がります。
お客さまのタイプを見極めた接客が成功のポイントです。
クリスマスは、SNSの反応も盛り上がりやすい時期。来店前のお客さまに“ワクワク感”を届ける絶好のタイミングでもあります。
当日の衣装や店内の雰囲気、小さなエピソードなどを投稿すれば、「楽しそう」「会いに行きたい」と思ってもらえる確率がぐっと高まります。
Instagramのストーリーズでリアルタイム感を出したり、写真で華やかさを演出したりするのもおすすめです。
「今日のお店の雰囲気、すごく素敵!少しだけでも顔を見せてくれたら元気出ちゃう」
「ジャジャーン♪特別なドレスで出勤します!お待ちしてますね」
など、軽やかなトーンで来店を促すメッセージを添えると効果的です。
せっかく投稿するのですから、お客さまがチェックしやすい時間帯も意識しましょう。平日なら夜の9時頃、休日なら昼過ぎが反応を得やすい傾向があります。
クリスマスは、お客さまとの距離がぐっと縮まりやすい特別な日。この流れを活かせば、年末年始の来店や同伴にもつなげやすくなります。
接客中の会話で、さりげなく次回の予定を確認しておきましょう。
「年末はお仕事いつまでですか?」
「クリスマスも楽しかったけど、仕事納めには同伴で今年を締めくくりたいな」
「年明けにご挨拶できたらうれしいんだけど……ご予定はどうですか?」
など、押しつけがましくならない範囲で、具体的な日程を提案するのが成功の秘訣です。イベントの高揚感が残っているうちに次の約束を取り付けることで、お客さまの離脱を防ぎ、年末年始の来店に誘導できます。
クリスマスが終わったら、来店してくれたお客さまに必ずお礼の連絡を入れましょう。
できれば当日に、遅くとも翌日には「昨日はありがとう。○○さんと過ごせて本当に楽しかったです」といったメッセージを送るのがおすすめです。
ここで忘れてはいけないのが、感謝の気持ちに加えて次回の予定につながる言葉を添えること。
接客中に来店や同伴を約束できた場合は、
「○日の同伴、楽しみにしてます!」
「予定合わせてくれてありがとう。当日が今から待ち遠しいです」
など、予定を改めて確認する「ダメ押し」の一言が効果的です。
一方、接客中に次の約束ができなかった場合は、
「仕事納めの日、空いてたら連絡くださいね」
「次は○日に同伴いかがですか?」
など、お礼のメッセージを次につなげるチャンスにしましょう。
実は、クリスマスが終わったことで気が抜けて、連絡が疎かになるキャバ嬢も多いもの。ほかのキャストがのんびりしている時期にこそ、きめ細やかなアフターフォローでライバルと差を付けましょう。
クリスマスは、キャバ嬢にとって一年の中でも特に成果を出しやすい時期です。高額な手当や時給アップに加えて、既存のお客さまとの距離を近づけるチャンスや新規客との出会いなどが満ちあふれています。
事前の連絡や衣装の準備を整え、当日は「特別な日」ならではの接客を心がければ、いつも以上の成果が期待できます。本指名のお客さまには日頃の感謝を、フリーのお客さまには非日常のワクワクを届けましょう。
そして、クリスマスの盛り上がりをその日限りにせず、年末年始の予定に自然につなげていくことが、安定した売上につながります。
クリスマスシーズンのメリットを最大限に活用して、満足のいく結果を手に入れてくださいね。