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もうすぐバレンタインですね。忘年会や新年会が終わったあとの1月・2月は、お客さまの財布の紐が堅くなりやすい閑散期。そんな中でも、バレンタインデーは普段なかなか来店してくださらないお客さまを呼ぶ絶好のチャンスです。
この記事では、バレンタイン出勤のメリットから、事前準備、当日の接客術、ホワイトデーにつなげるコツまで、お客さまの心をガッチリつかむ営業術を徹底解説します。
バレンタインは単なるイベントではなく、売上アップや指名獲得のチャンス。2月は閑散期だからこそ、バレンタインは収入減をカバーできるうれしいイベントです。その理由を見ていきましょう。
普段なかなか感謝を伝えられていないお客さまにも、チョコやプレゼントを通じて「あなたは特別」というメッセージを届けられます。お客さまが「自分のために用意してくれた」と感じることで、心理学でいう「好意の返報性」が働きやすくなるでしょう。
ギフトを介することで会話のきっかけが生まれ、心の距離もグッと縮まります。内気で自分からアプローチするのが苦手な方や、関係性がマンネリ化している常連のお客さまにとって、バレンタインの魔法は、あなたの存在を「単なるお店の子」から「親しい女性」へと格上げさせる強力な武器になります。
丁寧に選んだプレゼントと心のこもった言葉を添えれば、あなたへの好感度は確実にアップします。
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バレンタインでお客さまにチョコを渡せば、多くの方がホワイトデーにお返しを持って再来店してくれます。
つまり、バレンタインは1か月後の来店の約束を取りつける「種まき」のタイミング。閑散期の2月を乗り越えるだけでなく、3月のホワイトデー来店にもつながる一石二鳥の営業戦略です。
ここで重要なのは、見返りを求めずに次の約束の芽を育てること。「お返しは気にしないでね」と言いつつ、「ホワイトデーの週って忙しい?」と軽く聞けば、相手の頭の片隅に予定として残ります。連絡の口実も生まれやすく、営業が得意でなくてもイベントの流れに乗って接点を増やせるのがメリットです。
バレンタインは新規やフリーのお客さまとも親しくなれるチャンスです。まだ関係が浅いお客さまでも、心のこもったプレゼントを渡せば「この子は自分のことを覚えてくれている」と特別感を持ってもらえます。
渡すタイミングを退店前にして「今日はありがとう。次はもう少しゆっくり話したい」と一言添えるだけでもお客さまの記憶に残ります。ポイントは“誰にでも同じ”にしないこと。
会話から拾った情報を一つ入れるだけでも、「気にかけてくれている」という実感が生まれ、本指名への心理的ハードルが下がるでしょう。
バレンタインを成功させるカギは事前準備にあります。特にプレゼント・見た目・言葉の3点を整えておくと、迷いなく動けます。早めに計画を立てて、万全の態勢で臨みましょう。
プレゼントは価格よりも「ちょうどよさ」が大切です。目安は、気軽に受け取れて“あなたのため感”が出るもの。チョコなら小箱、甘いものが苦手なお客さまならウイスキーなどのミニボトルやおつまみ系、消耗品ならハンドケアや身だしなみグッズなどが無難です。
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太客・本指名客・フリー客で予算を分け、全員同じにしないだけでも印象が上がります。中身以上に「選ぶ過程」にお客さまは価値を感じるのです。
バレンタインは見た目の演出も大切です。赤やピンク、ショコラカラーのドレスを選んだり、ハートモチーフの小物を取り入れたりすると、季節感を演出できます。
ヘアメイクも“いつもより少し甘め”を意識すると特別感が増します。自分のキャラに合う範囲でアレンジを足しましょう。
LINEでのやり取りが主流だからこそ、手書きのカードは特別感が抜群です。太客には必ず一筆添えましょう。
「いつも来てくれてありがとう」という感謝に加え、二人だけのエピソードを入れるのがポイントです。「〇〇さんと過ごす時間がいつも楽しい」「また○○の話を聞かせてね」などと具体的に書くことで、お客さまの承認欲求をくすぐることができます。
準備が整ったら、いよいよ本番!当日の接客で気をつけるポイントをお伝えします。
チョコを渡す際は、言葉選びが大切です。「どうぞ」と渡すだけでは、気持ちが伝わりにくいでしょう。
「甘い物は苦手だと言ってたから」「これ、絶対似合うと思って」など、あなただけのために用意したことが伝わるセリフを添えましょう。「いつも会いに来てくれてありがとう。これは感謝の気持ち」とストレートに伝えるのも効果的です。
渡すタイミングは退店前がよいでしょう。次の約束へつなげやすくなります。
太客には、ほかの方とは明確に差をつけた「本命感」を演出しましょう。ワンランク上のブランドチョコや、仕事で使えるネクタイピン、名刺入れなどの実用的な小物を添えるのも戦略として効果的です。
とはいえ、お客さまに何よりも喜ばれるのは「丁寧さ」です。手紙を便箋に書く、封筒に入れる、名前をきれいに書く。そうした一手間が「大事にされている」という満足感につながり、お客さまの独占欲を満たします。
注意したいのが、必要以上に重くしすぎないこと。「これからも応援してください」といった営業トークではなく、「いつも楽しい時間をありがとう」などの感謝の気持ちが相手の心に響きます。
フリー客や新規客にプレゼントを渡す際は、「誰にでも配っている」と思われないよう工夫が必要です。
渡す際は周囲の目を気にしながらこっそりと、「今日来てくれて嬉しかったから」と個別の理由を添えましょう。さらに「また会えたら嬉しいな」「次はゆっくりお話ししたいです」など、次回の来店への期待感を込めたメッセージカードを添えると、本指名につながる確率がグッと上がります。
太客・本指名客とは重みが違ったとしても、こちらも「あなただけ」という特別感を演出することが大切です。
バレンタイン前にはSNSで告知することも効果的。「バレンタインに出勤します♪」「みんなに会えるの楽しみ」といった投稿をすれば、来店を迷っているお客さまの背中を押す、最後の一押しになります。
当日はバレンタインらしい衣装やプレゼントの写真をアップして雰囲気を盛り上げましょう。SNSでの拡散とLINEでの個別営業、この両輪が来客数アップのポイントです。
バレンタインは、ホワイトデーとセットにした営業を心がけましょう。
バレンタインが終わった瞬間から、ホワイトデーへのカウントダウンは始まっています。
翌日の早い時間帯に「昨日はありがとうございました。〇〇さんといると落ち着く!またお待ちしてます」とお礼を入れましょう。
そこから自然に「チョコ、口に合いましたか?」と会話を広げ、ホワイトデーの話題へとつなげます。露骨にお返しを要求せず、相手が自発的に「お返しは何がいい?」と言いやすい空気を作るのがコツです。
来店がなかったお客さまにも「忙しかった?また来てね」と軽く接点を残すと、関係が切れません。
営業感を出しすぎず、自然な流れで約束を取りつけましょう。
ホワイトデー前後は同伴のチャンス。お客さまの中には「お返しのプレゼントを一緒に買いに行きたい」という方もいるため、「お買い物に行かない?」と提案してみましょう。
誘うときは「火曜か金曜、どっちか会えそう?」と二者択一で聞くと返事が来やすくなります。早めにスケジュールを確保し、太客には優先的に声をかけて予定を組みましょう。
バレンタイン営業の本質は、プレゼントをツールとして「お客さまへの深い関心と感謝」を届けることにあります。太客には「本命感」を、フリー客には「期待感」を与えることで、強固な関係を築けます。しっかり準備して臨めば、売上アップは間違いありません。