警視庁保安課は、2月13日、群馬県の伊香保温泉にて店ぐるみで売春を斡旋していた疑いで、経営者を売春防止法違反(管理売春)容疑で逮捕しました。

温泉周辺で観光客相手にスナックを営み、そのスナックでタイ人を住み込みで働かせ、来店した客に売春を持ちかけていたということです。

温泉街では、コンパニオンの派遣や周辺のスナックなどでクチコミを聞くと、必ずこのような本番出来る店の噂が出てきます。
昔からの文化、悪しき風習という事で、数年に1度大規模に摘発されるようですが、近年は業者さんも適法な営業をおこなうなどおとなしくなっているようです。

今回の摘発では、どうやら組織的に売春を強要していたという調べもあるようです。暴力団関係者が住み込みのタイ人女性が逃げ出さないように見張っていたという事実もあったようで、タイから『日本で稼ごう』という言葉で誘い、不法滞在させて売春を強要していた疑いがもたれています。

温泉で羽を伸ばしたい気持ちもわかりますが、このような違法店では余計なトラブルが発生しても警察に頼れない場合もあります。くれぐれも羽の伸ばしすぎにご注意を。