こんにちは。タチカワガールです。めっきり寒くなってきましたね。先日は新しいコートをゲットしてきました。「そのうちボーナス入るし♪」なんて思って、奮発してバーバリーのコートにしちゃいました(笑)。新しいアウターを着ると気分がアガりますよね。
連載第8回目は「キャバクラで初めて働く女子」向けに、お客様からモテる行動を教えちゃいます。ベタなテクニックからちょっとした上級テクニックまで、いくつかご紹介しますよ。
やりすぎは禁物! ボディタッチは“適度に”
恋愛指南本などで「モテ行動の鉄板」であるかのようにレクチャーされている「ボディタッチ」。確かに有効ではありますが、あくまでもさり気なく、やりすぎ感のないタッチをしないと、あまり意味はありません。ベタベタ触られ続けても、お客様はそれに慣れてしまいます。慣れるとドキドキ感がなくなります。「タッチされることはあたりまえ」ではなく、非日常であると思わせることが大事。来店1回につき、1〜2回くらいでいいのではないでしょうか。触りすぎると「軽い」という印象を与えることにもつながります。「コイツ、絶対に落とせる」と思われては、お客様は来店すらしてくれなくなります……それは避けたいですよね。外だけで会おうとしてくるので注意です。「イケるかな…イケないかな?」とモヤモヤさせるくらいがベスト。触る箇所は太ももや二の腕がベスト。「やだー(笑)」と言いながら軽くポンッとしたりとか。エロすぎることもなく、それでいてドキッとさせるパーツだといえるでしょう。
「何かついてるよ?」テクニック
下手なボディタッチ以上に相手をドキッとさせる作戦として、「何かついてるよ?」と近づくテクニックも使えます。自然なのは「前髪に何かついてる」「肩に何かついてる」「まつげが抜けちゃってる」あたりでしょうか。「取ってあげるね」と言いながら手を伸ばしましょう。そのときに身体をさり気なく接近させるとなお良し。いきなり近づかれると、相手は「お、なんだ?」と動揺するもの。その後、すぐに身体を離すと「ん? 何だったんだ?」となります。接近するときのことを考えて、男性をメロメロにさせるローズの香りをまとっておくのも効果的です。甘いだけのブリブリした香水よりも、ローズの香水やクリームをさっとつけておく方が上品です。
細やかな御礼メールを即送る
来店してくれたお客様には、見送りをした後、すぐに御礼メールを送っておくこと。短文でも構いません。お客様にとって「楽しい時間だったな」と余韻が残っている間に、メールを読んでもらうことが大事です。ほとぼりがさめた後で「今日はありがとう」なんてもらっても、“お店に通っているお客なんだな、俺って”というような感覚は拭えません。イケるかな…イケないかな…というドキドキが持続しているときに、素早くアツいメールを送って下さい。また、他のお客様についた後だと、御礼のメールを忘れてしまう可能性も。だからこそ急いで送りたいもの。私が送っていたのは「今日はありがとう。久しぶりに会えて嬉しかったよ。気をつけて帰ってね。おやすみなさい★」というようなメール。これはメールの定型文を作っておき、そのお客様と話した話題をプラスアルファで追記していました。型を作っておくことで、メールのスピードも上がります。またお客様が連続していた場合、見送りの後すぐに席につかなくてはなりません。一からメールを作っていると時間がかかります。テンプレートがあると絵文字を変えたり、ちょっとした文言を変更したり、追記したりするだけでOKなのでオススメです。
どれも基本的なテクニックばかり。でも残念なことに、あたりまえのことをきちんとできないキャバ嬢は多いのです。他の嬢と差をつけるためにも、普通のことに丁寧に取り組んでみて下さい。
ではまた来週お会いしましょう★