Shake（シェイク）

決勝トーナメントラウンド16

アルゼンチン VS スイス

アルゼンチンはここまで、不安定な戦いに終始している。初戦は相手の反撃に遭い、2戦目は後半アディショナルタイムまでスコアレスの展開。そして、3戦目は二度もリードを追い付かれた。それでも3連勝を達成できたのは、まぎれもなくメッシの活躍があったからこそ。その存在の大きさは、もはや説明不要だろう。スイスとしては、どれだけ守備を固めようとも、メッシのスーパープレーでゴールを割られる可能性がある以上、ロースコアの展開よりも打ち合いに勝機を見いだすのも手か。組織的な守備とカウンターで、プラン通りに試合を進めながらも、結果的に敗れたイランの戦いぶりは、反面教師とすべきかもしれない。幸い攻撃陣は3試合で7得点と好調であり、アルゼンチンの守備力を踏まえれば、決して悪い選択ではないはずだ。知将として名高いヒッツフェルト監督は、どのような対抗策を用意してくるのか。

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