セクキャバ嬢が賃貸マンションを借りる際の注意点と必要事項
2021年06月02日
水商売の女性は賃貸契約が難しいといわれています。そんな噂だけで一人暮らしを諦めてしまっている人はいませんか。大丈夫、キャバ嬢でも安全な物件を借りられる手段はあります。キャバ嬢が賃貸マンションを借りるときの注意点と、賃貸に必要なものを紹介します。
キャバ嬢はどうして部屋を借りづらいの?
水商売の女性にとって賃貸契約が難しい理由はいくつかあげられますが、その多くは先入観によるものです。「収入が安定せず、家賃を滞納するのでは」「夜遅く帰ってきて、近所の住民に迷惑をかけるのでは」「ガラの悪い人たちが出入りしたら嫌だ」といったイメージから、水商売お断りとするマンションもあるほどです。
また、契約に必要な保証人を用意できなければ、部屋を借りることはできません。これは水商売に限らず、どんな職業であっても同じことです。
保証人不要、職業を問わない物件ならいいの?
保証人を必要としない物件や、どんな職業の人でも入れるような物件も、世の中にはたくさんあります。多くは水商売女性の助けとなってくれますが、落とし穴がある場合も。保証人不要の場合、初期費用や家賃が相場よりもだいぶ高いことが多いです。また、職業をまったく問わない物件は女性の安全が保証されません。
保証人不要、水商売OKというだけで安易に飛びつくと、高くつくばかりか入居後も不安が付きまとうことになってしまいます。
水商売を応援してくれる仲介会社に頼ろう
「保証人は用意できるから、あとは職業をごまかせばよい」と思う人もいるかもしれません。実際、お昼のアルバイトを少しでも行っていれば審査書類にその勤務先を書けばいいだけのことです。ただ、隣人などがちょっと意地悪だったりすると、夜中の出入りがうるさいとクレームをつけられかねません。仲介会社に告げ口され、最悪の場合は退去を求められてしまいます。
ビクビクしながら暮らすより、堂々とできる方がいいですよね。なるべくキャバ嬢の味方になってくれる仲介会社を探しましょう。まずは物件を選ぶのではなく、仲介会社を選ぶのです。「水商売応援」「女性応援」を掲げている仲介業者を頼りましょう。安全な物件に、確実に審査を通してくれますよ。保証人がいらない場合も少なくありません。
最近では、水商売の人たち向けのシェアハウスも流行しています。格安なのはもちろん、みんな同じ職業なら、気兼ねなく深夜に出入りできますし、情報を共有できて楽しいです。
賃貸契約に必要なもの
晴れて賃貸契約を結べる段階になったら、必要なものをチェックしておきましょう。まずは、運転免許証や保険証などの身分証明書が必要です。また、家賃支払いが口座引き落としの場合が多いでしょうから、口座番号と金融口座印も用意しておきます。保証人が必要なときは、承諾書への署名捺印をしてもらうことになります。
契約内容によっては、収入を証明できる書類の提出を求められるかもしれません。源泉徴収票が一番簡単ですが、交付されていない場合は給与明細でOKな場合がありますので、仲介会社に確認しましょう。
また、賃貸契約時にはまとまったお金を初期費用として用意しなければなりません。主な項目としては、「敷金・礼金」「仲介手数料」」「前家賃」「鍵交換費用」「火災保険料」などがあります。何十万円にもなりますが、一括払いが基本ですから注意が必要です。
入居後はマナーを守って、安全対策を徹底
お部屋探しが大変なぶん、一度入居できたらなるべく長く住みたいですよね。「水商売応援」を掲げている仲介会社からの紹介物件であれば、ご近所は同じ職業の女性が多い傾向にあります。夜中のちょっとした騒音はお互いさまと割り切れるでしょうが、部屋で大騒ぎしたり、ゴミ出しのマナーを守らなかったりなどの行動が目に余れば、苦情につながってしまいます。
また、一人暮らしを始めれば、男性を部屋に連れてくることもあるでしょう。信用できる恋人ならもちろん構いませんが、お客さんに部屋のことを教えるなど軽はずみな行動は控え、送りのときには鍵を開けて部屋に入るまでをタクシーの運転席から見守ってもらうなどの対策を取ると安心です。防犯ブザーをお守りとして持つこともおすすめします。