愛媛県西宇和郡伊方町でしらす・ちりめん・カニなどの海産物の加工販売を手がける朝日共販株式会社が制定。
日付は5月は全国的にしらす漁が全盛となる旬の時期で、しらすの「し」を4と見立てて5月4日とした。しらすの美味しさを多くの人に知ってもらうことが目的。また、この日は「みどりの日」で、森や山からの豊富な恵みが豊饒な海をつくり、上質なしらすを育ててくれることへの感謝の意味も込められている。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社の看板商品は「釜あげしらす」で、捕れたてのしらすをさっとボイルし、讃岐の塩のみを加えて作られる。シンプルだからこそ、その新鮮さが際立ち、素材一本で勝負した無添加の美味しさを楽しむことができる。
しらすについてシラス(白子)とは、カタクチイワシ・マイワシ・イカナゴ・ウナギ・アユ・ニシンなど、体に色素がなく白い稚魚の総称である。これを塩ゆでにして天日などで干したものは、「しらす干し」「ちりめんじゃこ」などと呼ばれる。
シラスをしっかり干さないものを「しらす」「しらす干し」、しっかり乾燥させたものを「ちりめんじゃこ」と呼ぶという情報や、関東では「しらす干し」、関西では「ちりめんじゃこ」と呼んでいたという情報があるが、現在ではこれらの区別はあいまいになってきている。
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