南アフリカのヨハネスブルグに本部を置く非営利団体「African Parks」が2013年(平成25年)に制定。英語表記は「World Lion Day」。
食物連鎖の頂点に立っているライオンが、密かに絶滅の危機にさらされていることをより多くの人に知ってもらい、ライオンの保護を喚起することが目的。
ライオンは国際自然保護連合(IUCN)による保存状況評価で絶滅危惧種(VU)に指定されている。ライオンを襲う危機は様々で、生息地であるサバンナの減少やレジャー目的のハンティングなどがある。
ライオンについてライオン(lion)は、食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類。別名はシシ(獅子)。オスであれば体重は250キログラムを超えることもあり、ネコ科ではトラに次いで2番目に大きな種である。
現在の主な生息地はサハラ砂漠より南の地域サブサハラであるが、インドのジル国立公園のインドライオンは絶滅が危惧されている。北アフリカや西南アジアでは有史時代に姿を消している。
世界的に「百獣の王」として有名。アフリカでは、影のできるアカシアの木がまばらに生えているサバンナの草原地帯でライオンたちを見ることができる。茂みや森に棲む場合、砂漠で見られる場合もある。
オスの成獣は頭部から頸部にかけて、たてがみが発達するのが特徴的である。野生下では南アフリカ共和国の南部や東部で、標高1000メートル以上の比較的寒い環境に生息する個体群でたてがみが発達する傾向がある。たてがみの色の濃さはメスにアピールする上で重要となる。
「leo」は分類の種小名でも使用され、ラテン語で「ライオン」を意味する。行動する範囲において、吠えたり尿を撒いて臭いをつけることで縄張りを主張する。肉食であり、狩りは日が昇る前の夜間によく行われる。
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