東京都新宿区霞ヶ丘に事務局を置き、日本国内における水泳競技の統括などを行う公益財団法人・日本水泳連盟が制定。
1953年(昭和28年)に制定し、中断となっていた8月14日の「国民皆泳の日」を引き継ぎ、2014年(平成26年)に「水泳の日」と改称したもの。
この記念日は同連盟が2012年(平成24年)に発表した「ドリームプロジェクト2020」の柱の一つである「スポーツによる社会貢献」としての活動である。
記念日をきっかけに水泳競技人口の裾野を広げて競技力の向上を目指すとともに、「命を守ることができるスポーツ」としての水泳を普及・発展させ、国民全員が泳げるようになることで水難事故を減らすことが目的。
英語表記は「Swimming Day」。スローガンは「泳いでつながる笑顔の輪」で、「泳ぐことでたくさんの人が笑顔になり、それが広がっていくきっかけになるように」という想いが込められている。
記念日は2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日を中心として、国民全員で水泳を楽しむ「水泳の日」のイベントが開催される。
「水泳の日」の基となる「国民皆泳の日」は、海洋国家の日本において、国民の泳力と健康増進を目的に日本水泳連盟が制定した記念日である。
日本水泳連盟について日本水泳連盟(Japan Swimming Federation:JASF)は、1924年(大正13年)10月に大日本水上競技聯盟として創立された団体である。初代会長は連盟の発足に尽力した東京大学法学部教授・末弘厳太郎(すえひろ いずたろう、1888~1951年)が務めた。
その後、1945年(昭和20年)10月に日本水泳連盟と改称し再発足。1974年(昭和49年)5月に法人認可を受け、2012年(平成24年)3月に公益財団法人となった。略して日水連とも表記される。
日本国内における水泳および水泳競技の健全な普及・発展を図り、もって国民の心身の健全な発達に寄与することを目的とする。同連盟は活動の一つとして、機関誌『月刊水泳』を刊行している。
オリンピック大会や世界選手権大会、アジア競技大会、ワールドユニバーシティゲームズ大会、パンパシフィック選手権大会を主要な国際競技大会として位置付けている。
同連盟の公式マスコットキャラクターは河童をモチーフとした「ぱちゃぽ」である。2001年(平成13年)の世界水泳選手権の大会マスコットとして登場し、大会終了後に同連盟の公式キャラクターになった。誰からも親しまれるコミカルな姿を表現している。水泳競技会場やインターネットではグッズ商品も販売されている。
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